大学院生による企業向け研究発表会を開催しました

高輪キャンパスでは3月12、13日と15、16日に学内合同企業説明会を実施。4日間で139社が出展し、学部3年次生と大学院の修士1年次生約500名が参加しました。期間中は、大学院情報通信学研究科情報通信学専攻の研究発表会を併せて開催しました。この発表会は学生の就職支援と産学連携を狙いとし、同研究科と情報通信学部が取り組んでいる研究活動をポスター形式で紹介するものです。

12の研究室から32名の大学院生と学生が、日々取り組んでいる研究成果をポスター形式で発表。「VR環境と現実におけるリーチングに関する認知・行動の比較研究」「位置情報を利用したサッカープレー分析」「認知症の早期発見のための行動認識システムの提案」などのテーマに、合同企業説明会に参加した企業の方々が興味を持って見入っていました。発表した学生からは、「学会で研究発表をするときは研究者を相手に話しますが、今回話を聞いていただくのは企業の人事担当者なので、専門用語などを分かりやすく伝えることが難しかった。社会に出ると、専門性の高い内容を専門外の人に伝える機会が増えると思うのでいい経験になりました」といった声が聞かれました。

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