湘南キャンパスで気候変動観測衛星「しきさい(GCOM–C/SGLI)」&超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」打ち上げのパブリックビューイングを実施しました。

湘南キャンパスのTechno Cube(19号館)1階カフェラウンジで12月23日に、鹿児島県・種子島宇宙センターで行われた気候変動観測衛星「しきさい(GCOM–C/SGLI)」と超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」打ち上げのパブリックビューイングを実施しました。「しきさい」の観測プロジェクトでは、虎谷充浩教授(工学部光・画像工学科)が海洋グループのリーダーとして、中島孝教授(情報理工学部情報科学科)が大気グループのリーダーとして参画するなど本学の教員が数多く携わっています。今回のイベントは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公認を得たもので、家族連れや高校生、学生ら約150名が参加しました。

打ち上げ前には、種子島宇宙センターで打ち上げを視察するため現地に滞在していた虎谷教授と中島教授からのビデオメッセージを上映。また、情報理工学部の長幸平学部長(情報技術センター所長)が、人工衛星を使って気候変動の様子や地形などを観測するリモートセンシング技術について説明し、可視光から近赤外線、熱赤外線まで幅広い光の領域をとらえ、地球の環境状態を観測する「しきさい」の特徴を解説しました。打ち上げ直前に、250インチの大型マルチモニターに映像が映し出されてからは、工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の那賀川一郎教授が打ち上げの順序や専門用語などを説明、無事にロケットが打ち上がり、衛星が切り離されたことがアナウンスされると会場は大きな拍手に包まれました。

打ち上げ後には、東海大学チャレンジセンター・学生ロケットプロジェクト」のメンバーが活動を紹介し、ロケットの実物や写真パネルも展示しました。参加者からは、「先生方の解説がわかりやすく、宇宙への興味が沸きました。いつか自分も宇宙に行ってみたいと思うようになりました」「ロケット打ち上げの様子は迫力があってすごかった。こうしたイベントがあれば、また参加したい」といった声が聞かれました。

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