学びの分野

先人の思索に学ぶことを深い根とし、自分の言葉で考えることを太い幹として、小さな問題の中に文明の<いま>を見つめる力を果実とする―そんな一本の樹になりたい。

目的

文明学科は、何を目指すところなのでしょうか。

それは、この学科を卒業して社会に出ていく皆さんに、いよいよ複雑な時代を自分らしいスタイルで生きていく、その知恵を身につけていただきたい――それが大それたことなら、その「きっかけ」をつかんでいただきたい、そういうことを考えている学科なのです。

領域

文明学科は、予め定められた特定の領域について学ぶところではありません。

科学・都市・宗教・地域・ジェンダーなどの多様な切り口から、皆さんが生きていく新しい時代の特質や可能性・問題点を広く、自由に学べるところなのです。限られた狭い領域の専門家になりたい、そう思っている方には、不向きかもしれません。でも、こうして広くあれこれの切り口を窺ってから、志を定めて、専門的な知識や技術の習得に進むのも、また素敵なことかもしれません。

学び

文明学科は若い皆さんに、東西の先人の築いた哲学や思想から深く学んでほしいと考えています。

先人を、偉大な思想家としてたてまつって研究するというより、新しい時代や社会の出現にぶつかり、それと知的に格闘した先輩として、その経験や思索に学ぶことが、まさに皆さん自身の問題でもあるはずだからです。哲学や思想について、よく分からなくても、何かを根源的に問いつめるということはこういうことなのだな、と味わうことは、とても大切な財産だと思います。

考えること

自分らしいスタイルで生きていく―― 先ほどはこう言いましたが、何かある形があるのではないのです。

無理に探そうとしないほうが、いいのです。そういうものは、後から気づいたらできていた、それがいいのです。ゆっくりと、寄り道しながら、調べたり、考えたりすることを大切にする学科でありたいと思っています。

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