静岡市と包括連携に関する協定を締結しました

東海大学では2月17日に、静岡市との包括連携に関する協定を締結しました。静岡市と本学は、旧清水市時代から共同講座の開講やまちづくりなどさまざまな分野で連携を深めてきました。本協定はこれまでの活動をふまえつつ、市と大学が有する資源や機能の活用を図りながらより幅広い分野で相互に協力し、海洋文化の振興や地域の防災力の向上など図ることで、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的とするも のです。

静岡市役所で開かれた締結式には、田辺信宏静岡市長と山田清志学長をはじめとする関係者が列席。田辺市長と山田学長が協定書を取り交わしました。田辺市長は、「包括連携協定が締結されたことで、これまで以上に共同事業を展開しやすくなり、大変心強く感じています。今後も地域振興のために力を貸してい ただくとともに、市としても市民や若者の期待に応えられるよう努めていきたい」と語りました。また山田学長は、「本学は建学の地を静岡市においているうえに、学園の中で唯一、幼稚園から大学院までを設置しており、完全な一貫教育体制が整った地でもあります。まずは清水キャンパスの海洋学部を中心に地域に貢献しながら、総合大学である本学全体として大きな資産にしていきたいと思っています。日本は海洋国家と言われてきましたが、その魅力を十分に世界に発信で きていない部分もあります。本協定をもとにした事業を通じて、静岡市と東海大学を世界に発信できるようにしていきたい」と今後の抱負を述べました。

静岡市と包括連携に関する協定を締結しました

静岡市と包括連携に関する協定を締結しました