航海工学科の福田厳准教授が2017年度ティーチング・アワード優秀賞を受賞しました

海洋学部航海工学科航海学専攻の福田厳准教授が、2017年度「東海大学ティーチング・アワード」の優秀賞に選出され、4月2日湘南キャンパスで行われた授賞式で山田清志学長から賞状と目録が授与されました。本学では教育の質の向上を目指し、2002年から優れた授業を行う教員らを「ティーチング・アワード」として顕彰しています。1年間の講義科目の授業を対象に行った学生による授業についてのアンケートなどの結果に基づき、大学運営本部を中心とした厳正な審査を経て最終的に学長により決定するもので、2017年度は5名に優秀賞を授与しました。

海上における船舶の衝突リスク分析などの研究に取り組む福田准教授は、「運用学演習1」「航海計器学2」などの科目を担当。将来どのような場面で学んだ知識・技術が役立つかを説明したうえで授業を進めていくことで、学生の理解が深まり、自ら答えを導き出す力を養えるよう工夫しています。また、座学で学んだことを、可能な限り実機を用いて確認し、実践を意識した学習環境をつくり出しています。今回の受賞を受けて福田准教授は、「優秀賞を受賞できて、大変光栄に思っています。航海工学科は、自ら考える力の育成が重要になる分野なので、学生が自ら考える力を養える環境づくりに注力していければと思います」と語っています。

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