海洋学部がシーフードショーにブースを出展しました

2017年09月04日

海洋学部では、8月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催された「第19回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(主催:一般社団法人大日本水産会)にブースを出展しました。日本国内をはじめ世界各国の水産商材と水産関連技術を紹介し、商談や情報交換の場を提供することで、水産・水産食品業界の発展に寄与しようと毎年開催されている国内最大のシーフードショーです。今年は3日間で延べ3万3858名が来場しました。

本学部のブースでは、水産学科食品科学専攻の食品製造学実習で製造した「黒はんぺんカレー」や深海魚の一種であるセンハダカを使った「魚醤油」、カワハギやタラなどさまざまな魚を利用した「缶詰」を展示。期間中は本学部の学生が説明を担当し、来場者からの質問に答えたほか、企業と連携して商品化した「燻製黒はんぺん」の試食も実施しました。また、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の採択を受けて本学が取り組んでいる「To-Collaboプログラム」の大学推進プロジェクト、「地域デザインブランド創造」の一環で開発している「タカアシガニ魚醤油」は、製造方法が異なる5種類の試作品を展示し、においを嗅いで、おいしそうだと思う魚醤油にシールを貼ってもらう来場者参加型のコーナーも設けました。

最終日には水産学科生物生産学専攻の秋山信彦教授がシンポジウム「陸上養殖の現状と未来」で、「三保地下海水を用いた陸上養殖の現状と課題」をテーマに講演しました。秋山教授は、静岡市の三保半島にある東海大学海洋科学博物館や民間のヒラメ養殖業者は飼育用水として地下海水を利用していると紹介し、「温度が一定で、無酸素であるため好気性細菌が皆無であり、寄生虫の混入もありません。濾過されていて付着生物の混入がないことも利点です」と解説。地下海水を用いた陸上養殖はかけ流しが最適なため、循環方式や二次利用を考えなくてはいけないものの、「カワハギやトラフグ、ヒラメ、アワビなど種苗生産されている魚種はすぐに産業化可能であり、マダコやアオリイカ、マグロも研究次第で産業化できる」と話しました。

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