東海大学海洋科学博物館でふ化したアカウミガメを放流しました

東海大学海洋科学博物館でアカウミガメの卵がふ化し、稚ガメの放流を行いました。卵は7月12日に清水区・蒲原海岸で発見され、その後、高波による流出の危険があるとの判断から、本博物館にて保護したものです。この活動は、2014年に海洋学部が静岡市と結んだ「アカウミガメの保存対策事業に関する協定」に基づき実施されました。

今回保護した卵は97個で、これらのうち41個が8月27日の午後10時ごろふ化しました。稚ガメは全長6cmほどで、生育状況は良好。翌28日の日没後、三保灯台付近の海岸から放流されました。現場には市の職員や親子連れが数多く訪れ、波打ち際で海に泳ぎだす子ガメを見守った子どもたちは、「元気に大きくなってほしい」と笑顔で話していました。

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