「2016年度イラン短期研修プログラム」に医学部の学生が参加しました

医学部医学科3年次生の佐久間真紀さんが、「2016年度イラン短期研修プログラム」(主催:笹川平和財団 笹川中東イスラム基金、イラン国際関係学院)に参加し、2月23日から3月5日までイランに滞在して国際交流を深めました。このプログラムは、イランの大学院生との交流や現地の伝統・文化に触れるフィールドワークを通し、日本人学生がイランに対する理解を深める機会を提供することを目的としており、必要経費は笹川中東イスラム基金とイラン国際関係学院から支給されています。

研修期間中は、イラン国際関係学院でイランの環境政策や中東の政治情勢についての講義を受けたほか、首都テヘランの市内視察などを実施。外交史料館や国立防衛博物館など、イランの歴史や国交にかかわる施設を訪問しました。佐久間さんは、本学に編入学するまで在籍していた京都の大学院で、日本の医療を発展途上国に伝える研究をしていたことから海外留学に興味を持ち、今回の研修プログラムに応募。「講義や訪問した施設は政治経済に関するものが多かったけれど、公害による健康被害や国民の健康を保つための環境政策など、医療に関連する学びもありました」と述べました。また、「日本人の医学生がイランに研修で訪れるという機会はあまりないと思うので、将来は医療の面からイランと日本の友好関係構築に役立つ活動ができればと考えています。今回、現地の学生や外交官候補生とも交流を深められたので、そういった人脈も生かしたい」と目標を語りました。

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