第30回皇后盃全日本女子柔道大会で田知本選手が初優勝しました

体重無差別で女子柔道の日本一を競う第30回皇后盃全日本女子柔道選手権大会が横浜文化体育館で4月19日に開催され、体育学部の朝比奈沙羅選手(1年次生)と佐藤杏香選手(同)、卒業生の市橋寿々華選手(体育学部卒・大阪府警察)、烏帽子美久選手(同・JR東日本)、田知本愛選手(同・ALSOK)、平井希選手(同・自衛隊体育学校)が出場。田知本選手が10回目の出場にして初優勝し、市橋選手が3位となりました。

田知本選手は準決勝で市橋選手と対戦し、6分間を戦い切って旗判定で勝利。決勝でライバルの山部佳苗選手(ミキハウス)と優勝を争いました。両者とも一歩も譲らず、指導3を取り合って旗判定となり、3-0で見事に田知本選手が悲願の優勝を果たしました。田知本選手は、「決勝は厳しく長い試合になると予想していたので、走りこみなどスタミナをつける練習を重点的に行ってきました。同じALSOK所属で妹の遥(体育学部卒)からは、ランニングや技の打ち込みに付き合ってもらうなど大きなサポートがあり、リラックスして大会に臨めました。技のつなぎがあまいという反省もありますが、今日は自分らしくしぶとく攻める柔道ができたと思います。前回、前々大会は準優勝で本当に悔しく、勝つことができて本当によかったです」と話しました。

なお、大会終了後に開かれた全日本柔道連盟の強化委員会で、今年8月にカザフスタン・アスタナで開催される 2015年世界柔道選手権大会の女子78kg超級の日本代表選手が協議され、4月5、6日に開かれた全日本選抜体重別選手権の78kg超級も制していた田知本選手が代表に選出されました。「世界選手権では、応援してくださる方々への感謝の気持ちを胸に全力を尽くします」と力強く語っています。

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