「東海大学健康クラブ・市民健康スポーツ大学」の修了式を行いました

5月20日に伊勢原キャンパスで、「平成28年度東海大学健康クラブ・市民健康スポーツ大学」の修了式を行いました。この講座は、東海大学と伊勢原市との協定に基づく提携事業の一つとして、市民の健康や体力の増進を目指して2009年度に開講。近年は、本学が展開する「To-Collaboプログラム※」の「『東海大学市民健康スポーツ大学』を中心とした市民の健康づくりの支援活動(市民会員の身体活動量と心身の健康度の関連性の分析及び学生と市民との世代間交流活動)」の一環として実施しています。体育学部と健康科学部の教員らで構成する「東海大学健康クラブ」のメンバーを講師に、栄養学や生活習慣病、認知症予防、社会保障制度などの講義や体力づくりのトレーニングなど72回の講座を開き、82名が受講。修了式には約50名が出席しました。

はじめに、本クラブの会長を務める沓澤智子健康科学部長が、最多となる67回出席した受講者2名に修了証を授与。会場からは大きな拍手が送られました。沓澤学部長は、「初めて参加した方と2年目の方は友人・知人を誘って継続し、3年目で”卒業”となる皆さんは、卒業生の有志でつくる『楽遊会』に参加して運動を続けてください。学んだことを普段の生活に取り入れ、健康な生活を楽しんでほしいと思います」と激励。続いて伊勢原市保健福祉部健康づくり担当の井上稔部長が、「スポーツやトレーニングを通じた体力づくりは継続することが大切です。1年間の成果をぜひ日ごろの生活に生かしてください」と語りました。最後に沓澤学部長と井上部長から、出席者一人ひとりに修了証を手渡しました。

最多出席した受講者は、「講義は大変わかりやすく、幅広い視点から健康について学ぶことができ、運動も自分のペースで無理なく楽しめるものでした。指導してくださった先生方に感謝しています。仲間と誘い合い、励まし合うことで最後まで続けることができました。2年目を修了しましたが、継続して受講し、健康を意識した生活をしっかりと習慣づけられるようにしたい」と話していました。

なお当日は、修了式に先立ち「東海大学健康クラブ総会」を開催。運営委員が平成28年度の事業報告と決算報告、監査報告、平成29年度事業計画案と予算案について説明し、審議の結果すべての議案が承認されました。

※「To-Collabo(Tokai university Community linking laboratory=トコラボ)プログラム
文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されたプロジェクト。全国にキャンパスを有する本学ならではの「全国連動型地域連携活動」を柱に、地域特有の問題や共通課題を各校舎の各部、学生、研究者が共有し協力して解決策を見いだす取り組みです。

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