「スポーツ&レジャー・マネジメント実習(海外)」を行いました

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科では9月6日から16日まで、アメリカのボストン、ニューヨーク、フロリダで、「スポーツ&レジャー・マネジメント実習(海外)」を行いました。海外でスポーツとレジャー・マネジメントがどのように展開されているのか実体験を通して学習するとともに、異文化に触れる中で英語によるコミュニケーション能力を試すことを目的としています。今回は2年次生と3年次生計34名が参加しました。

ボストンでは、メジャーリーグ・ボストンレッドソックスの本拠地フェンウェイパークを訪問。球場見学だけでなく、本学OBで同球団のアジア事業戦略担当兼広報を勤める吉村幹生氏(2003年度卒)から学生時代の経験談やレッドソックスでの仕事内容などについてのお話をうかがいました。その後、学生たちは吉村氏と球団の関係者らを前に「野球人口を増やすためには」などの4つの課題解決に向けたプレゼンテーションを実施。夏休みから準備を続けた発表内容に吉村氏は、「どれも素晴らしいものでした。しかし、発表だけで終わってはいけません。皆さんが考えてきたプランを日本に戻ってからさらに高め、世界の舞台で実現させてください」と話しました。ボストンではそのほかにも、スポーツ選手やチームをモチーフにした玩具を製造する「OYO sports」の工場見学を通してライセンス契約について学んだほか、アメリカンプロフットボールリーグの開幕戦も観戦しました。

ニューヨークでは、プロバスケットボールチーム・ブルックリンネッツのアリーナを見学。ボストンからの移動中にはコネチカット大学のバスケットボール練習場にも足を運んでおり、大学スポーツ施設とプロスポーツ施設の差について知見を深めました。さらにフロリダではディズニーワールドを訪れ、英語でコミュニケーションをとりながら世界を代表するエンターテイメントを肌で感じました。

参加した学生たちは、「スポーツにかかわる仕事の苦労や大変さを知りましたが、そこで働く皆さんは楽しむことをとても大事にしていました。スポーツを通じて人々を魅了するには、自分自身も楽しむことが必要だと分かりました」「さまざまな事情から海外研修への参加をためらった時期もありましたが本当に行ってよかった。自分で壁をつくっていては成長できないとも感じたので、この経験を生かして今後もさまざまなことに挑戦していきたい」と話していました。

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