学生たちが公開講座「駅前研究室へようこそ!」で講師を務めました

政治経済学部経営学科の岩谷昌樹教授の研究室に所属する3年次生4名が11月14日、小田急線・東海大学前駅南口のサテライトオフィスで開かれた市民向けの公開講座「駅前研究室へようこそ!~あの企業のブランド力に迫る~」で講師を務めました。岩谷教授の研究室では、10年ほど前から学生のプレゼンテーション力を高める取り組みとして「ゼミワングランプリ」を開催。国内外の企業について調査した結果を毎週4名ずつ発表し、学生同士の投票によって順位をつけています。今年度から、本学の教員らがそれぞれの研究などを紹介する「駅前研究室へようこそ!」のひとつとして、ゼミワングランプリの上位入賞者が発表しており、5月に第1回を実施。今回は、2016年春学期のゼミワングランプリで上位4位に入った、石川侑弥さん、加太里奈さん、宮澤俊さん、松井正輝さんが講師を務めました。

市民や学生約20名が参加した当日は、永嶋涼さんの司会進行で一人ずつ研究成果を発表。ブランド力が高い企業が選ばれる「ジャパン・ブランド50」にランキングされている企業の中から、JR東日本、伊藤園、マツダ、楽天について、それぞれのブランド戦略やビジネスモデルについて、クイズなどを交えながら紹介しました。

岩谷教授は、「学外で一般の方の前で発表するため、普段のゼミとは違う緊張感があり学生の意欲向上にもつながっています。また、ゼミに入った当初は発表が苦手な学生でも、ゼミワンに参加しよいプレゼンテーションに学びながら切磋琢磨することで大きく成長し、さらに企業について調べた結果が就職活動にも役立つなど副次的な効果もあると感じています。学生からも『次は私が駅前研究室で話したい』という声も聞かれており、今後も教育の場として積極的に活用していきたい」と話しています。

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