情報数理学科の学生が「データ解析コンペティション」の最終発表会に参加しました

理学部情報数理学科の松井泰子教授のゼミに所属する星野衣織さん(4年次生)が2月20日、専修大学神田キャンパスで開催された「平成27年度データ解析コンペティション 板橋区データの最終発表会」(主催:経営科学系研究部会連合協議会の日本オペレーションズ・リサーチ学会部門)に参加しました。これは、参加チームが同協議会から提供された「板橋区役所受付システムログ+申請POSデータ」を解析し、その結果を報告するもの。今年度は大学から6チーム、企業から6チームが発表しました。

星野さんは松井教授、本学科の小林正弘講師とそのゼミの学生ら計7名によるチームを代表して参加。昨年11月に開催された同コンペティションの中間発表会での研究成果を踏まえ、与えられたデータの分布から窓口到着やサービス時間をシミュレーションし、最適な板橋区役所の窓口の数を提案しました。

星野さんは、「前回に続いてレベルの高いチームが多く圧倒されましたが、自身の力だけではなく、チームの皆さんと助け合って今回の最終の発表に臨めました。今後もより高度なビッグデータの解析に挑戦します」と話しました。指導にあたった松井教授は、「入賞に至らず残念でしたが、実データを解析する過程で多くの知識を得ることができ、発表当日も健闘していました。この経験を今後のキャリア形成につないでほしいと思います」と語りました。

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