教員と学生らが付属相模高校中等部の生徒を対象とした理科体験授業の一部を担当しました

理学部の教員と学生らが3月1日、湘南キャンパスで付属相模高校中等部の2、3年生を対象に行われた理科体験授業の一部を担当しました。この体験授業は、大学での授業や取り組みなどを知ってもらおうと、付属相模高校中等部が訪問するキャンパスなどを変えながら毎年行っているものです。今年は本学部のほか、情報理工学部、工学部、チャレンジセンターの教員と学生が、それぞれの研究や取り組みを紹介しました。

当日は物理学科の藤城武彦教授が、本学部の学生有志による団体「Supporting Science Experiment」(SSE)とともに、「うつり・かわる エネルギー」をテーマとして、手回し発電機や電球を使って力学的エネルギーが光や熱エネルギーに変換される過程を紹介しました。SSEの学生からは、「生徒の皆さんが理解しやすいように、難しい専門用語を避けて内容を説明しました。興味を持って説明を聞いてもらえたので、やりがいを感じました。今日の経験を生かして、今後も科学イベントには積極的にかかわっていきます」といった声が聞かれました。

また、化学科の小松真治講師と研究室の大学院生が、「簡単な乾電池を作ってみよう!」として、乾電池の仕組みをスクリーンの図を示しながら解説し、炭素の棒や亜鉛の板などを用いて簡易的な乾電池を作る実験を行いました。「宇宙のなぞを探ろう」をテーマに掲げた物理学科の西嶋恭司教授と研究室の学生は、ガンマ線望遠鏡やスーパーカミオカンデで観測した宇宙に関する研究成果などについて、パネルを用いて参加した生徒に丁寧に解説しました。

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