「成田空港ANA職場訪問プログラム」を実施しました

観光学部観光学科では、2月6日にANA成田エアポートサービス株式会社の職場訪問を実施しました。本学と教育連携協定を結んでいる全日本空輸株式会社(ANA)のグループ企業各社を訪ねるプログラムとして本学部設立当初から毎年実施しているものです。同社では成田国際空港において、ANA運航便および受託外国航空会社の旅客ハンドリング事業や運送・貨物事業、機器・車両の整備・保守を行うエンジニアリング事業まで、地上支援における幅広い事業を行っており、昨年度は本学から5名が入社しています。今回は就職活動を控えた3年次生を中心に、航空業界での活躍を志す学生21名が参加しました。

はじめにANA成田エアポートサービス総務部人事課のスタッフから成田空港の歴史と変遷や、ANAグループの経営理念について説明を受け、「客室部門」「整備部門」「空港オペレーション部門」といった部門ごとの仕事内容などを学びました。続いて、さまざまな部署のコントローラーが集まる、成田空港オペレーションの中枢「Joint Operations Center」、空港内のシステム端末の座学訓練を行う「端末訓練室」など、空港内で働くスタッフの姿とその職場を見学したほか、チェックインカウンターの中にも入り、実際のスタッフと同じ目線を体感。普段から空港を利用している学生やインターンシップへの参加経験者が多いことから、スタッフによる「ビジネスクラスの搭乗口は?」「チェックインカウンターは全部でいくつあるでしょう」といった質問を交えた案内で空港内を見て周りました。

また、今回は学生一人ひとりの名前が入った搭乗券のレプリカが配られ、国際線のアナウンスとチェックインの模擬体験を実施。2、3人で一組となり、台本をもとに日本語と英語でグランドスタッフになりきりました。今回参加した学生からは、「アナウンスの体験を通して、声の抑揚や間の空け方を学ぶことができました」「本物のチェックインカウンターの中に入ることができ、常にお客さまから見られている仕事だということを再確認しました」といった感想が聞かれました。

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