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“自分流”の学びのスタイルが設計可能

授業の密度が高まり大きな教育成果が期待できる

セメスター制度とは、従来の通年授業による学年制度とは異なり、半年間の学期ごとに授業が完結し、単位を取得する制度です。
東海大学では、春学期(春セメスター・4〜9月)と秋学期(秋セメスター・10〜3月)の2セメスターに分かれてカリキュラムが構成されています。

このセメスター制度の最大のメリットは、選択の自由度が高くなり、“自分流”の学びのスタイルが設計できることです。履修登録の機会が年2回になるため、個性的な履修計画が立てやすくなるわけです。
週1回の授業を1年間かけて履修する学年制と異なり、同一科目を週2回学び、半年間で単位修得します。つまり、従来一般的に1週間に10科目履修する必要があったものが、半分の5科目になります。その分、少ない科目に集中的に勉強できることになります。授業の密度が高まり、学びの成果の向上が期待できるのです。

さらに、履修登録のチャンスが増えるため、途中で興味や関心が変化した場合の履修科目の軌道修正も容易ですし、万一不合格科目があった時も、そのリカバリーが早期にできるというメリットもあります。

海外留学、学園内留学のチャンスも膨らむ

1セメスターに履修できる単位は24単位を限度としています。東海大学の卒業に必要な修得単位数は124単位ですから、単純に第1セメスターから24単位を修得し続けたとすると、第6セメスターで卒業要件単位を満たすことができることになります。そのゆとりを活かして、自主的にまったく単位履修をしないセメスターをつくり出し、海外留学や社会活動に参加するチャンスも膨らみます。セメスター制度は、基本的に欧米の大学のスタイルと同様ですから、海外留学も実現しやすくなっています。海外留学先で修得した単位を、東海大学の卒業要件単位として認定する制度も設けられています。

また、1999年度からは、学園の3大学(東海大学・九州東海大学・北海道東海大学)間の学園内留学がスタートしました。これは、半年あるいは1年間、自分の在籍する大学以外の2大学で、自分の興味ある分野を学ぶことができ、その大学で修得した単位が、所属大学の卒業要件単位として認められるというシステムです。セメスター制度の導入によって、この学園内留学も積極的な活用が期待されています。

さらに、セメスターとセメスターの間には、2カ月間の休暇期間が入るため、学生は旅行、スポーツ、ボランティア、短期海外研修、資格取得のための自主学習など、個人的な計画も立てやすくなります。将来的には、この休暇期間中に夏期学期(サマーセッション)を開講し、語学や基礎教養科目の補修や、社会人のための科目などを提供していく構想もあります。

【図】セメスター制度図解

セメスター制度のメリット

  1. 学生の科目選択自由度が増す(=科目選択・履修登録機会)
  2. 集中的に単位を修得できる(=少数科目の集中学修)
  3. 資格取得や留学も可能になる(=履修無登録セメスター)
  4. 不合格科目のリカバリーが早期にできる(=必修科目の毎期開講)