東海大学型リベラルアーツ

専門知識を社会で役立てるために必要な教養を身につけ、「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を育みます

東海大学では建学以来、文理融合の教育理念を推進してきました。2001年度からは新たな教育プログラム「東海大学型リベラルアーツ教育」を導入。その目的は、現代社会で必要とされる現代教養教育を行うことにあります。

つまり、「現代市民として身につけるべき教養」についての教育を目指しています。本学では高度な専門知識を身につけるだけで満足するのではなく、それらを人々の幸福や平和のために有効活用することで、真の意味での「教養」が実現できるものだと考えています。2010年度からはその具体的な目標として、「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」の4つの力の育成をカリキュラムの中心に据えています。

「カリキュラム・ポリシー」と「カリキュラム・マップ」

以下の5つの科目区分ごとに定められた単位数を「124単位以上」修得して卒業します(医学部は196単位以上)。単位の修得にあたって、皆さんが身につける「4つの力」は、①学部学科ごとに「育成する人材像」、「授業で育成する力・スキル」を融合して体系化した「カリキュラム・ポリシー」、②科目ごとに「育成する力・スキル」を記した「カリキュラム・マップ」として明示され、体系的に力を身につけられるようになっています。

1年次 現代文明論

自らの発想を広げ、意欲を高める全学生必修の総合的な科目

学生一人ひとりに未来を拓くための展望を持つことの大切さを自覚させ、目的意識を育むきっかけを提供する総合的な科目です。専門の異なる複数の教員がリレー形式で行う講義で、人類の歴史や世界への理解を深めながら、社会のあり方を考えていきます。半世紀以上前から開講されており、東海大学の教育理念を具現化した科目といえるでしょう。 自らの思想を培い、未来を拓く意欲や自信を身につけるために初年次の全学生が必修科目として学びます。

1〜2年次 現代教養科目

社会がかかえる問題の解決に向けて専門を生かすための土台をつくる

「文化と自然」などの6科目に設定された様々なテーマから3科目を選択し、「現代文明論」の学習目標を発展させて、専門を学ぶ上での基礎を築きます。社会や時代の変化に対する批判的な目と、建設的に対応するための知識・思考力、そしてバランスの良い価値観を養い、豊かな人間性を育みます。また、心身を鍛え健康・体力の保持増進をはかるために、全学部必修科目として「健康・フィットネス理論実習」などの体育科目も設けています。

1〜2年次 英語コミュニケーション科目

一人ひとりの習熟度に合わせた授業で英語力と国際的な感覚を身につける

グローバル化が加速する現代社会で必須なのは、英語によるコミュニケーション力と国際な視野。これらの獲得を目標に、「リスニング&スピーキング」「リーディング&ライティグ」のスキルを段階的に習得できるように実践的な授業を全学部の必修科目(4科目)とし展開しています。講師陣も国際色豊かで、世界10か国、約100人のネイティブ教員が在籍。クラスはレベル別に編成されるので、個々の習熟度に合わせた効率的な学習が可能です。

1〜4年次 主専攻科目(専門科目)

4年間を通して段階的に学び学士としての専門知識を獲得する

学科の専門科目です。大学で専門分野を修めるためには、順序立てた学修を行い、しっかりした土台の上に高度な専門知識を積みあげていくことが大切です。そのため、高校と大学との橋渡しを行う初年次教育科目から卒業論文・卒業研究までの全ての科目にグレードを設定し、授業内容のレベルと自分の学修状況とを照らしながら段階的に学べるようしています。また、知識をしっかり身につけるため、授業は教室で行う講義だけではなく、実験・実習や演習、フィールドワーク、ゼミナールなど多彩な形態で行われます。必修科目のほかに多くの選択科目が開講されていますので、興味がある内容や分野を自由に掘り下げて学ぶことができます。

1〜4年次 自己形成科目

1 メジャー深化型専門性を深める

自分の専門分野の知識を高めるため、「主専攻科目」をより多く修得する履修モデルです。また、専門分野を深く学びたいという知的欲求や大学院への進学希望に応えるため、「主専攻発展科目」を用意して、より高度な学びを可能にしています。この学修方法は、企業の専門職を目指す場合や、各分野の資格取得にも大いに役立っています。

主専攻科目 + 主専攻発展科目

2 サブメジャー(副専攻)型複合的視野を身につける

現代がかかえる複雑な問題は、ひとつの専門知識だけで解決できるものではありません。本学は、多様な知識と複眼的な思考能力を持った人材を育成するために、他学科などの科目を学べる仕組みを設けています。さらに体系立てた知識の修得を目指す人には、副専攻として70以上のコースを用意しており、コースごとに指定された科目から20単位以上を修得すると「副専攻」として認定され、就職活動等で利用する成績証明書にも記載されます。主専攻の学びを生かす副専攻の履修は、実社会に出た後も人生を豊かにしてくれるでしょう。

主専攻科目 +  副専攻科目

副専攻の例(抜粋)

デザイン文化副専攻/海洋生物科学副専攻/ヒューマンメディア学副専攻/心理学副専攻/国際学副専攻/数学副専攻/生命化学副専攻/原子力と放射線副専攻/海洋機械工学副専攻/文化芸術副専攻/比較思想副専攻/生涯スポーツ副専攻/日本学副専攻

副専攻の活用例

建築とデザインの両方を学んで、よりレベルの高い建築士を目指したい!

建築学科(主専攻)  + デザイン学(副専攻)

将来は政治記者として活躍したい!

政治学科(主専攻)  + ジャーナリズム(副専攻)

3 ダブルメジャー型もうひとつの専門分野を持つ

7つの「特定プログラム」(下記参照)は、副専攻制度をさらに発展・深化させたものです。いずれも現代社会に欠かせない先進的な分野で、修了の認定には40単位以上の修得が必要となります。論文や課題なども多く、主専攻との両立が大変な場合もありますが、幅広く、深い知識やスキルを身につけることができるプログラムです。

主専攻科目 + 特定プログラム

特定プログラム一覧
キャンパス 特定プログラム名 基盤となる副専攻
湘南キャンパス ジャーナリズム実践教育 ジャーナリズム
文理融合 現代文化研究
言語コース
(英語/中国語/フランス語/ドイツ語/コリア語/ロシア語/スペイン語)
英語と異文化理解/キャリア英語/中国語コース/フランス語コース/ドイツ語コース/コリア語コース/ロシア語コース/スペイン語コース
ICT 情報処理/デジタルコミュニケーション
日本語教育学 日本語教育法
清水キャンパス 海事ビジネス経営 海事ビジネス
海洋スポーツ総合 海洋スポーツ

4 他分野追求型他の分野を学び世界を広げる

興味を持つ分野の科目を、学科の枠にとらわれずに選択できる自由度の高いカリキュラムを設定しています。日本一の学部数を誇る総合大学であるメリットを生かし、「自分が学びたい科目」を主専攻・副専攻の枠にとらわれずに学ぶこともできます。また、他キャンパスの科目も履修可能です。

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