陸上競技部の館澤選手が日本選手権1500mで優勝しました

陸上競技部の館澤亨次選手(体育学部2年次生)が、6月23日から25日まで大阪府・ヤンマースタジアム長居で開催された日本選手権大会1500mで優勝しました。同種目では2015年度に荒井七海選手(16年度卒・Honda)が同部の中長距離選手として初の日本一になっており、館澤選手は2人目の快挙となります。

館澤選手は今シーズンに入り、スピード強化を目指して1500mに取り組んでいます。5月の関東学生対校選手権大会、6月の日本学生個人選手権を制し、学生王者として今大会に出場。ゆっくりとしたスピードで進んだレースは、残り800mを前に一気にペースアップ。200mを切ったところで、館澤選手のラストスパートをかけると前を行く選手を次々に交わし、両手を高く突き上げながらゴールしました。

館澤選手は日本一の栄冠に、「優勝を目標にしていましたが、本当に日本一になれるとは思ってもいませんでした」と驚いた様子で振り返り、「スローペースで進むことはわかっていたので、ラストスパート勝負だと思っていました。途中で一気にペースが上がったときは、少し焦りましたが、冷静に我慢できたことが勝因。日本一になれて本当にうれしい。この結果に満足せず、来年度の連覇、そしてその先のレースでも勝てるように練習に取り組んでいきます」と笑顔を見せていました。