全日本学生柔道優勝大会で男子柔道部が史上初の6連覇を達成しました

【柔道】 開催期間 : 2013年06月22日 ~ 06月23日

全日本学生柔道優勝大会で男子柔道部が史上初の6連覇を達成しました

全日本学生柔道優勝大会が6月22日と23日に日本武道館で開催され、東海大学男子柔道部が史上初の6連覇を達成。単独最多優勝回数を 19と更新しました。同大会は男子が体重無差別の7人制、女子は体重別の5人制と3人制で行われ、女子柔道部は5人制に出場しました。なお男子の6連覇は 昨年度の5連覇に続く最多連覇記録の更新となりました。

男子柔道部は初戦で関西大学に7-0と快勝すると順調に勝ち進み、準決勝では強 豪・天理大学と対戦。1年次生の先鋒・小原拳哉選手(武道学科)と次鋒・ベイカー茉秋選手(同)が連続してポイントを挙げてリードするも、2試合の引き分 けを挟んで三将に入った主将の羽賀龍之介選手(同4年次生)が一本負けを喫し、相手の追い上げを受けました。しかし、続く副将の王子谷剛志選手(同3年次 生)は落ち着いた試合運びで終始リードを奪って優勢勝ち。総合力の高さで8年連続の決勝戦進出を決めるとともに、前人未到の大会6連覇へと王手をかけまし た。

決勝戦では、昨年度に続いて日本大学と対戦。前回大会ではポイントで3-3、代表戦で勝利を決める接戦を演じましたが、今大会では次 鋒戦を優勢負けで落としたのみで終始相手を圧倒。羽賀主将も準決勝の借りを返す、切れ味鋭い内股で一本勝ちを収めるなど6-1で制し、見事に大記録を達成 しました。上水研一朗監督(体育学部准教授)は、「これまでどの大学も成し遂げていない記録達成に向けて、選手たちには高いレベルを求めてきました。本当 につらかったと思いますが、素晴らしいチームとなってくれました。関係者の方々の応援があってこその勝利。本当にありがとうございました」と語りました。 また、羽賀主将は「普段からまとまりがあり、試合ではお互いに補い合えるチーム力が結果につながりました。今年度の目標に掲げた秋の全日本学生柔道体重別 団体優勝大会と併せての3年連続団体2冠に向けて、あらためて頑張っていきたい」と話しました。

今大会では、羽賀主将とベイカー選手が優秀選手に選ばれました。なお、女子柔道部は準決勝で山梨学院大学に敗れて3位となりましたが、主将の烏帽子美久選手(同4年次生)が優秀選手に選ばれました。

準決勝 東海大学3-2天理大学
先鋒:小原 拳哉(体育学部1年次生)一本勝ち
次鋒:ベイカー茉秋(同)優勢勝ち(指導2)
五将:阪本 健介(同2年次生)引き分け
中堅:松雪 直斗(同3年次生)引き分け
三将:羽賀龍之介(同4年次生)一本負け
副将:王子谷剛志(同3年次生)優勢勝ち(技あり)
大将:奥村 達郎(同4年次生)一本負け

決勝戦 東海大学6-1日本大学
先鋒:阪本 健介 優勢勝ち(指導2)
次鋒:松雪 直斗 優勢負け(指導3)
五将:王子谷剛志 優勢勝ち(指導3)
中堅:長澤 憲大(同2年次生)優勢勝ち(技あり)
三将:ベイカー茉秋 優勢勝ち(技あり)
副将:羽賀龍之介 一本勝ち
大将:奥村 達郎 一本勝ち

全日本学生柔道優勝大会で男子柔道部が史上初の6連覇を達成しました