全日本選抜柔道体重別選手権大会で柔道部関係者4選手が優勝しました

全日本選抜柔道体重別選手権大会が4月1日、2日に福岡国際センターで行われ、湘南キャンパスの柔道部から在学生、卒業生ら20選手が出場。60kg級の永山竜樹選手(体育学部武道学科3年次生)、73kg級の橋本壮市選手(体育学部卒・パーク24)、100kg級のウルフ・アロン選手(体育学部武道学科4年次生)、100kg超級の王子谷剛志選手(体育学部卒・旭化成)が優勝したほか、2位に6人が入りました。大会後には全日本柔道連盟強化委員会から世界柔道選手権大会の日本代表が発表され、60kg級の髙藤直寿選手(体育学部卒・パーク24)、永山選手、橋本選手、ウルフ選手が選出されました。

初優勝した永山選手は、昨年11月の講道館杯や、12月のグランドスラム東京で優勝するなど勢いに乗って今大会に臨みました。初戦、準決勝ともに投げ技で技ありを奪取。髙藤選手との決勝戦、永山選手は「自信があった」と試合前半から積極的に攻め、試合開始約1分、小外刈りで一本を奪い、頂点に立ちました。試合後、「自分の強みでもあるパワーを生かしつつ、技術ももっと磨いて、世界選手権も頑張りたい」と話していました。

ウルフ選手は、昨年も同大会を制し、講道館杯全日本体重別選手権大会でも優勝。今年2月のグランプリデュッセルドルフで2位になるなど、国内外で好成績を残してきましたが、「今回優勝しないと世界選手権代表に選ばれるのは難しいと思っていたので、とにかく勝ちにこだわった」と試合に臨みました。決勝では、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの羽賀龍之介選手(大学院体育学研究科修了・旭化成)との同門対決に。序盤から両者譲らず、お互いに指導1で延長戦に入ると、8分14秒が経過したところで、羽賀選手が指導を受け、ウルフ選手が2連覇を果たしました。試合後、「3週間前から走り込み、スタミナをつけていたことが決勝で勝てた大きな要因。技術的にはまだまだなので世界選手権までに課題に取り組み、外国人選手の対策もしていきたい」と意気込みを語りました。

2位以上の入賞者は下記の通りです。
【男子60kg級】
優勝:永山竜樹選手(体育学部武道学科3年次生)
準優勝:髙藤直寿選手(体育学部卒・パーク24)

【男子66kg級】
準優勝:髙市賢悟選手(体育学部卒・旭化成)

【男子73kg級】
優勝:橋本壮市選手(体育学部卒・パーク24)
準優勝:立川新選手(体育学部武道学科2年次生)

【男子81kg級】
準優勝:渡邉勇人選手(体育学部卒・了徳寺学園職員)

【男子100kg級】
優勝:ウルフ・アロン選手(体育学部武道学科4年次生)
準優勝:羽賀龍之介選手(体育学研究科修了・旭化成)

【男子100kg超級】
優勝:王子谷剛志選手(体育学部卒・旭化成)
準優勝:影浦心選手(体育学部武道学科4年次生)