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事業計画に基づく、施設や教育活動にかかる2009年度決算の概要は、以下のとおりです。
収入の部において、前年度に引き続き学生生徒数が減少したことにより学生生徒等納付金収入が1,839百万円減少しましたが、受験者数の微増による検定料の増加及び入学手続者増に伴い前受金収入が前年度より372百万円増加し、学生生徒納付金関係収入は全体で対前年度1,438百万円の減少にとどまりました。(参考:2008年度決算時、対前年度2,347百万円減少)
補助金収入については、前年度同様に私立大学等経常費補助金特別補助や競争的資金の獲得推進に努めた結果前年度並みの収入を得ることができました。
事業収入については、外部研究費の獲得や付属病院の稼働率、患者数等運営実績が前年度を上回り2,084百万円の増額となりました。
支出の部においては、算定月数の見直しによる賞与の減額や前年度同様徹底した経費の削減を実施したことにより、人件費、教育研究・管理経費全体で前年度より955百万円の減額となりました。
施設・設備関係支出においては、東海大学高輪校舎(港区高輪)の新校舎第I期工事にかかる建設費用の増加や会計処理の変更に伴う所有権移転外ファイナンスリース及びソフトウェアを資産計上したことから、前年度より5,915百万円の増額となりました。
以上の結果、次年度繰越金は前年度比2,464百万円増の44,890百万円となりましたが、次年度繰越金には学生生徒納付金の前受金8,891百万円及び未払金15,968百万円が含まれているため、実質的な収支改善には至っておりません。
2008年度からの大学統合も来年度は3年目を迎えることになることから、これまで以上にスケールメリットを活かし、学園として収支の早期改善に努めていきます。
収入の部
学校法人東海大学
| 科目 | 予算額 |
決算額 |
差異 |
|---|---|---|---|
| 学生生徒等納付金収入 | 50,299 |
50,303 |
△ 4 |
| 手数料収入 | 1,136 |
1,116 |
20 |
| 寄付金収入 | 1,465 |
1,564 |
△ 99 |
| 補助金収入 | 12,709 |
12,781 |
△ 72 |
| 資産運用収入 | 1,156 |
1,174 |
△ 18 |
| 資産売却収入 | 1,744 |
1,747 |
△ 3 |
| 事業収入 | 57,709 |
58,098 |
△ 389 |
| 雑収入 | 4,789 |
4,822 |
△ 33 |
| 借入金等収入 | 11,503 |
11,505 |
△ 2 |
| 前受金収入 | 8,905 |
8,891 |
14 |
| その他の収入 | 12,487 |
12,958 |
△ 471 |
| 資金収入調整勘定 | △ 21,086 |
△ 22,189 |
1,103 |
| 前年度繰越支払資金 | 42,426 |
42,426 |
0 |
| 収入の部合計 | 185,242 |
185,196 |
46 |
| 科目 | 予算額 |
決算額 |
差異 |
|---|---|---|---|
| 人件費支出 | 66,262 |
65,876 |
386 |
| 教育研究経費支出 | 46,326 |
45,362 |
964 |
| 管理経費支出 | 7,626 |
7,599 |
27 |
| 借入金等利息支出 | 1,027 |
1,027 |
0 |
| 借入金等返済支出 | 11,510 |
11,510 |
0 |
| 施設関係支出 | 6,614 |
6,442 |
172 |
| 設備関係支出 | 7,204 |
6,770 |
434 |
| 資産運用支出 | 580 |
724 |
△ 144 |
| その他の支出 | 10,931 |
11,270 |
△ 339 |
| 予備費 | 0 |
0 |
0 |
| 資金支出調整勘定 | △ 11,158 |
△ 16,274 |
5,116 |
| 次年度繰越支払資金 | 38,320 |
44,890 |
△ 6,570 |
| 支出の部合計 | 185,242 |
185,196 |
46 |
※上表の額は十万円単位を四捨五入して掲載してあります。
なお、一部の科目で端数処理による誤差を調整しております。
消費収入の部において、資金収支計算書の概要で説明したほか、機器備品等の現物寄付金や付属病院看護師寮用地除却に伴う資産売却差額1,664百万円等により帰属収入は131,668百万円となりました。基本金の部は、高輪校舎新1号館及び阿蘇校舎の新棟建設及び付属病院の病院情報システムリース等に係る組入額を計上した結果7,495百万円となり、消費収入の部合計は124,173百万円の計上となりました。
消費支出の部において、人件費のうち退職給与引当金繰入額について計算の結果、前年度に引き続き組み入れを要しませんでした。資産処分差額には、前年度建て替えをした付属第三高等学校の旧校舎除却等で702百万円の計上となりました。また教育研究経費・管理経費には、減価償却額10,917百万円が計上されています。なお、前年度繰り入れた徴収不能引当金については、年度末における算定を行った結果、新たに187百万円の繰り入れとなり、消費支出の部合計は131,734百万円となりました。
以上により、当年度消費収支差額は7,561百万円の支出超過となり、翌年度繰越消費支出超過額は167,182百万円となりました。今年度は上記付属病院看護師寮用地除却に係る処分差額や事業収入の増収及び徹底した経費削減の施策に努めた結果、消費収支比率は106.1%だったものの、消費支出比率は100.1%(帰属収支差額比率△0.1%)となりました。
学校法人東海大学
| 科目 | 予算額 |
決算額 |
差異 |
|---|---|---|---|
| 学生生徒等納付金 | 50,299 |
50,303 |
△ 4 |
| 手数料 | 1,136 |
1,116 |
20 |
| 寄付金 | 1,525 |
1,699 |
△ 174 |
| 補助金 | 12,709 |
12,781 |
△ 72 |
| 資産運用収入 | 1,156 |
1,169 |
△ 13 |
| 資産売却差額 | 1,676 |
1,680 |
△ 4 |
| 事業収入 | 57,709 |
58,098 |
△ 389 |
| 雑収入 | 4,789 |
4,822 |
△ 33 |
| 帰属収入合計 | 130,999 |
131,668 |
△ 669 |
| 基本金組入額合計 | △ 12,045 |
△ 7,495 |
△ 4,550 |
| 消費収入の部合計 | 118,954 |
124,173 |
△ 5,219 |
| 科目 | 予算額 |
決算額 |
差異 |
|---|---|---|---|
| 人件費 | 66,679 |
65,743 |
936 |
| 教育研究経費 | 56,283 |
55,380 |
903 |
| 管理経費 | 8,689 |
8,695 |
△ 6 |
| 借入金等利息 | 1,027 |
1,027 |
0 |
| 資産処分差額 | 693 |
702 |
△ 9 |
| 徴収不能引当金繰入額 | 15 |
187 |
△ 172 |
| 予備費 | 0 |
0 |
0 |
| 消費支出の部合計 | 133,386 |
131,734 |
1,652 |
| 当年度消費収支差額 | △ 14,432 |
△ 7,561 |
△ 6,871 |
| 前年度消費収支超過額 | △ 159,621 |
△ 159,621 |
0 |
| 翌年度消費収支超過額 | △ 174,053 |
△ 167,182 |
△ 6,871 |
※上表の額は十万円単位を四捨五入して掲載してあります。
なお、一部の科目で端数処理による誤差を調整しております。

資産の部において、固定資産が1,848百万円増加しました。主な要因としては、高輪校舎新1号館3,668百万円及び付属病院の病院情報システムリース1,091百万円をはじめとする所有権移転外ファイナンスリース及びソフトウェアの増加によるものです。流動資産は現金預金の増加2,464 百万円と未収入金の増加1,253 百万円等で3,669百万円の
増加となりました。
以上、固定資産及び流動資産の増加により、資産の部合計は5,517百万円増の337,129百万円となりました。
負債の部では、上記所有権移転外ファイナンスリースに係る長期未払金1,985百万円が増加した他、高輪校舎新校舎建設及び付属病院群医療経費の増加に伴う未払金の増加3,646百万円等により5,583百万円増の87,895百万円となりました。
基本金の部では、要組入額456,132百万円に対し、未払金・借入金等による未組入額39,715百万円により、本年度末基本金の部合計は前年度より7,495百万円増加し416,416百万円となりました。また当年度消費支出超過額7,561百万円の計上により翌年度繰越消費支出超過額は167,182 百万円となりました。
以上により、負債の部及び基本金の部及び消費収支差額の部合計は5,517百万円増の337,129百万円となりました。
資産の部と負債の部はほぼ同額の増加となったことから、基本金組入額分が支出超過となった形となりました。
ここ数年、医学部付属病院をはじめとする病院の運営稼働が概ね前年度を上回って推移していることから事業収入の増加が続き、学園として経費削減の施策にも努めている一方で、基幹収入である学生生徒等納付金収入の減少や人件費が固定化が続いている為、依然として学園の収支状況は改善方向に向かっておりません。早期の支出超過体質からの脱却を目指し、これまでの消費支出比率100%以内(帰属収支差額比率をプラス)とする学園の経営指針か ら今後は消費収支比率100%以内(消費収支をプラス)とする方針に切り替え、更なる収支改善を図ってまいります。
貸借対照表
(2010年3月31日現在)
| 科目 | 本年度末 |
前年度末 |
増減 |
|---|---|---|---|
| 固定資産 | 278,286 |
276,438 |
1,848 |
| 流動資産 | 58,843 |
55,174 |
3,669 |
| 資産の部合計 | 337,129 |
331,612 |
5,517 |
| 科目 | 本年度末 |
前年度末 |
増減 |
|---|---|---|---|
| 固定負債 | 56,172 |
54,332 |
1,840 |
| 流動負債 | 31,723 |
27,980 |
3,743 |
| 負債の部合計 | 87,895 |
82,312 |
5,583 |
| 科目 | 本年度末 |
前年度末 |
増減 |
|---|---|---|---|
| 第1号基本金 | 407,313 |
399,818 |
7,495 |
| 第4号基本金 | 9,103 |
9,103 |
0 |
| 基本金の部合計 | 416,416 |
408,921 |
7,495 |
| 科目 | 本年度末 |
前年度末 |
増減 |
|---|---|---|---|
| 翌年度繰越消費支出超過額 | 167,182 |
159,621 |
7,561 |
| 消費収支差額の部合計 | △ 167,182 |
△ 159,621 |
△ 7,561 |
| 科目 | 本年度末 |
前年度末 |
増減 |
|---|---|---|---|
| 負債の部・基本金の部及び消費収支差額の部合計 | 337,129 |
331,612 |
5,517 |

【参考】


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