環境キャラバン隊とサイエンスコミュニケーターが「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2015」にてワークショップを開催しました

5月4日に環境キャラバン隊とサイエンスコミュニケーターが多摩センター地区連絡協議会(ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2015実行委員会)主催の「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2015」にてワークショップを開催しました。このイベントは“子供・両親・祖父母の3世代がゴールデンウィークを多摩センターで楽しく過ごしてもらうため”のイベントで、例年多摩センター駅前(東京都多摩市)にて実施されています。

プロジェクトメンバーは、“電気の大切さやクリーンな発電方法について子ども達に体感してもらう”ことを目的に、『手回し発電』、『パラボラ発電』、『風力発電』の3つのコーナーを設けました。

『手回し発電』のコーナーでは、豆電球とLED の手回し発電機、どちらの電球のほうがより電力を必要とするか比較する実験や、手回し発電機でどれ位の電気を発電できるか実験しました。実験に参加した子ども達には、実際にハンドルを回した発電量に応じてメンバーが手作りしたメダルが贈られました。

『パラボラ発電』のコーナーでは、屋外にて大きなパラボラの温度を計測し、太陽光がどれだけの熱に変換されるのか、参加者が実際にパラボラに触れながら説明しました。
『風力発電』では、うちわの風で風車を回し、発電する実験を行いました。

当日はブースに250名もの子ども達が訪れ、手回し発電機のブースは長蛇の列ができるほど盛況でした。

参加した子ども達からは、「電気を作るのがこんなに大変だとは思わなかった」、「“エネルギー”の実態が少しだけわかった気がする」といった感想が挙がりました。保護者の方からは、「豆電球とLED電球の電力消費の違いが分かった」、「エネルギー変換の原理を改めて思い出した」などの感想をいただきました。

環境キャラバン隊プロジェクトメンバーの染谷侑さん(教養学部人間環境学科2年次生)は「今回の企画の参加者が未就学児~小学校低学年の子どもということから、理論的に説明するよりも実際に体験することを重視したワークショップを実施しました。参加した子ども達が大いに喜んでくれたことから、少しでも発電の大変さや電気の大切さを理解してもらえたと思います」と語りました。

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