ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチームが「湘南ひらつかテクノフェア2015」に出展しました

ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチームが、10月22日から24日までひらつかサン・ライフアリーナ(神奈川県平塚市)で開かれた「湘南ひらつかテクノフェア2015」にブースを出展しました。この催しは、産学公の連携強化を目的に業界の枠を越えて、交流を図ろうと平塚商工会議所が毎年開催しているものです。プロジェクトメンバー達は、ソーラーカー『2013年型Tokai Challenger』を展示するとともに、日ごろの活動やチームの理念についてポスターで紹介。これまでに出場した大会の実績を紹介する動画も上映し、参加者からの質問に答えました。

23日には来場者に向けて、プロジェクトメンバーの松崎隼人さん(工学部機械工学科4年次生)が、「東海大学ソーラーカーチーム活動報告」をテーマに、「私達のチームは、2013年にオーストラリアで開催されたブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジで準優勝、14年にチリで行われたカレラ・ソーラー・アタカマでは総合優勝を果たしました。また、今年の10月18日からオーストラリアで開催されているブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジで、3位入賞したという速報が先ほど入りました。先生方や多くの企業の方々のご協力を得て、努力を重ねてきたことが結果に繋がっています。今後も上位を目指し、これまでの経験を後輩に伝えるとともに、パーツや空力(くうりき)(※)などのマシン設計においても、一つひとつ細かく見直していきます」と話しました。

参加者からは、「ソーラーカーを間近で見るのは初めてで、その仕組みについても詳しい説明を聞くことが出来ました」「動画で実際に走るソーラーカーの姿を見られて、予想以上のスピードに驚きました」といった声が聞かれました。プロジェクトメンバーの本田鼓太郎さん(同)は、「昨年も私達のブースを見にいらした方もおり、本プロジェクトの認知度が少しずつ向上していると感じています。今後も継続して参加することで、ソーラーカーの大会結果や活動内容についてより多くの人々に伝えていきたい」と語りました。

※空力・・・自動車など空気中で動く物体に対して気流が作用する力のこと

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