「2017年度チャレンジプロジェクト最終報告会」を開催しました

チャレンジセンターでは2月5日に2017年度チャレンジプロジェクト最終報告会」を開催しました。今年度採択された21プロジェクトの代表メンバーが、地域の方々や学生、教職員を対象に、昨年4月から現在まで全国各地で展開したものつくり、国際交流、社会貢献、環境、動植物保護、地域活性などさまざまな分野の活動から得た成果や学びについて報告するものです。湘南、代々木、高輪、清水、伊勢原、熊本、札幌の7キャンパスをTV会議システムでつなぎ、全体で約650名が来場しました。

当日はまず山田清志学長があいさつし、「年度末が近づき、各プロジェクトでは一定の達成感を得ていると思います。今日はほかのプロジェクトの活動報告にも熱心に耳を傾けながら、今後へのヒントを探ってほしい。全国の仲間と切磋琢磨して、よりよいプロジェクト活動につなげることを期待しています」と話しました。続いて、各プロジェクトを代表するプレゼンテーターがそれぞれの活動について、スクリーンに写真やテキスト、図表を映しながら発表。「例年よりもミーティングの数を増やしたことで、メンバー同士の意思疎通が図れました」「さまざまな活動を通じて、地域住民の皆さんとつながりを育むことができた1年になりました。今後もこの関係を発展させながらよりよい活動につなげていきたい」「活動を通じて、個々のメンバーが『自ら考える力』『集い力』『挑み力』『成し遂げ力』のそれぞれで成長を実感することができました。これまでに養った力を生かし、今後もより魅力的なプロジェクト活動を展開していきます」と報告しました。発表後には来場者からの、「来年度の目標を達成するために、具体的なスケジュールは決めていますか?」「広報に力を注ぎたいと話していたが、具体的にどのような活動を展開していきますか?」といった質問にも答えていました。

プレゼンテーション終了後、審査員を務めた本学連合後援会の二重作昌明会長、本学同窓会東京ブロックの宮原孝夫会長、株式会社マイスターエンジニアリングの長安元和氏、株式会社高見沢サイバネティックスの四方昭雄氏、株式会社アビストの柳澤宏美氏、本センターの岡田工センター長(現代教養センター教授)がメンバーの発表や活動内容を審査。特に高い評価を得たプロジェクトに贈られる「グッドプレゼンテーション賞」には、Takanawa共育プロジェクト、Tokai Formula Club、東海大学学生ロケットプロジェクトが選ばれ、岡田センター長が代表者に賞状を授与しました。

その後、審査員がプロジェクトに対し「プレゼンテーションの時間配分がしっかりとできていることに感銘を受けました。社会人になれば納期やスケジュール管理など時間を守らなければならない場面がたくさん出てきます。東海大学で培った力に自信も持ち、将来に生かしてほしい」、「各プロジェクトが1年間の活動を8分という短い時間に集約してわかりやすく発表してくれました。しかしながら、スライドの作り方や声の抑揚などよくできていたグループとそうでないグループがあったように感じています。『上手な発表だな』と感じたプロジェクトの発表方法を参考にして来年度の活動、そして最終報告会につなげてください」とエールを送りました。閉会にあたり岡田センター長は、「長い間準備をしながらよりよい発表を目指してきたと思います。来年度も一人でも多くの学生が地域に根付くとともに、グローバルな活躍をしてくれることを期待しています」と語りました。

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