阿蘇援農コミュニティープロジェクトが春に向けての援農活動を実施しています

東海大学チャレンジセンター・阿蘇援農コミュニティープロジェクトが熊本県阿蘇郡南阿蘇村で、3月6日から8日、25・26日に援農活動を実施しました。本プロジェクトは、阿蘇地域の農家を対象に定期的に支援を行っており、今回は農園の見学会と、林業を営む農家さんを訪問しました。

3月6日から8日に、のべ12名のプロジェクトメンバーは、アスパラガスやベビーリーフ、サツマイモ、イチゴなど9つの農園を、見学・交流会を行いました。メンバーは、アスパラガスの時期による品質や値段の違いや、イチゴの生殖に必要なミツバチの管理方法などを、訪問先の農家さんより教えてもらい、積極的に質問をしたり、メモを取っていました。

3月25・26日には、林業を営む農家さんを訪問。のべ7名メンバーは、80mのビニールハウス1棟分の防草シートの設置をはじめ、苗の植え替えや、赤土などを混ぜ合わせた培地をコンテナに詰める作業を行いました。

2017年度プロジェクトリーダーの藤川志津香さん(農学部応用植物科学科2年次生)は「以前、枯れ葉の掃き出しを行ったハウス内にアスパラガスが芽を出していて嬉しく思いました。また、試食した朝採りたてのアスパラガスはとても新鮮で、とても贅沢に感じました。農業のお話をたくさん聞くことができて自分の将来の参考にもなりました」

プロジェクトメンバーの高次竜平さん(農学部バイオサイエンス学科2年次生)は「ハウスの除草シートを張る作業では、地面の凹凸によって表面が波打たないよう、慎重に作業しました。身体中が筋肉痛で大変でしたが、たった1つのハウスに何十万本もの苗木が育っていく光景を見て、地道な作業が大規模な成果につながることを学びました」と語りました。

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