平成22年度原子力人材育成プログラム
「原子力研究促進プログラム」

「原子力人材育成プログラム」は文部科学省と経済産業省が、平成19年度から連携して行っている公募事業です。「原子力分野における継続的な人材の養成・確保のため、大学・大学院、高等専門学校が行う原子力教育研究を支援する」(文科省資料)ことが目的で、公募は両省庁でそれぞれ、さらに複数のプログラムを設定して実施しています。東海大学が採択を受けた事業は、文部科学省が公募した「原子力研究促進プログラム」においてです。

「原子力研究促進プログラム」(文部科学省)

原子力の基礎的知識を有し、将来、原子力発電所や試験研究炉に関連する運転・保守・製造・建設等の現場で活躍する技術者、技能者および監督者等となる人材の育成に係る取り組みを支援するプログラムです(文科省資料より)/補助期間=2年間

東海大学の事業名称

原子力マイスター育成のための実務と教育のブリッジプログラム

採択事業の趣旨

東海大学では、発電所をはじめとする多様な原子力産業の現場で、中核的人材となる高度技術者(「原子力マイスター」と呼称)の養成を目的とした「原子力技術コース」を工学部原子力工学科に選択コースとして設置しています。原子炉物理、放射線管理などの原子力に関わる講義での単位修得(40単位)の他に、原子炉実習、非密封線源実習を課し、さらに放射線取扱主任者試験あるいは技術士(原子力・放射線部門)試験の合格を修了要件とした極めて高度な内容となっています。本学では、当該コースの育成目標が、本公募プログラムの求める人材像と一致すると考え、本採択事業の実施を通じて、原子力技術コースの円滑な運営に対する強力な支援を行い、本コースで学ぶ学生と原子力産業とを橋渡し(ブリッジ)をして参ります。

採択事業の実施概要

本学の「原子力技術コース」は2年次に選択・登録しますが、原子力に関わる講義(40単位)の履修計画を立てる上で、産業界の現場でどのような専門的知識が求められるのかを具体的に知ることは、目標の明確化に直結すると同時に、講義間の関連性を強く意識しながら専門知識の習得を進めることにつながります。そのために本採択事業では、大きく二つの支援策を行います。一つは産業界で要求されるスキルを明確にして学生の履修計画を緻密化すること、もう一つは企業の業務課題を提示してそれを解決する体験を通じて専門性のスキルアップを図るということです。具体的には、産業界より講師を招いて講演会を開催し、学生に授業科目との関連付けを促すほか、教員と企業の担当者との協議のもとで専門知識を必要とする業務課題を提示し、学生に解決策のレポート作成と企業側への成果説明を課すなどして実施する計画です。

お問い合わせ

東海大学工学部原子力工学科
TEL 0463-58-1211(代)

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