NASA航空学研究所長のジェイウォン・シン博士による講演会を実施しました

2016年04月14日

4月13日に湘南キャンパスで、アメリカ航空宇宙局(NASA)航空学研究所長のジェイウォン・シン博士による講演会を実施しました。アメリカ大使館からシン博士の来日に際して、日本の学生と交流する機会を設けたいとの希望を受けて実現したもので、学生や教職員、市民ら約550名が参加しました。

講演会に先立って、シン博士をはじめとするNASAの関係者、アメリカ大使館のスタッフが山田清志学長らと懇談。その後、チャレンジセンターのものつくり館を見学して、ライトパワープロジェクトと学生ロケットプロジェクトのメンバーと交流しました。

講演会では、航空機開発の歴史や航空学研究所が果たしてきた役割を説明。また、「技術の誕生から多くの人に役立つようになるまでの年数は加速度的に短くなっており、これからの時代は、個々の技術を統合して新しいものを生み出せる企業が社会の主流になる」と語り、「チームメートと一緒に働くことを学び、専門知識を統合して新しいことを生み出していくことが重要です。未来は次世代を担う皆さんの手にあります。工学を学んでいる人はそのことを誇りに思ってほしい。一つの学科だけでなく、異なる学問を横断的に学ぶように心がけてください」とエールを送りました。

また、NASAはそのミッションに世界中に恩恵をもたらすと掲げていることや、自身が韓国の大学で学んだ後アメリカに留学し、現在にいたるまでの歩みを語り、最後に「日本のためだけでなく、すべての人類に便益をもたらす、それが皆さんのなすべきことです。あなたがどんな世界を望むかをよく考え、始めるのは今なのだということを心に刻んでください。そして心を開き、どこで夢を築いていくかを考えてください。グローバル社会に貢献できる人材になれれば、素晴らしいことを成し遂げられ、明るい未来が待っています」と激励しました。

参加した学生たちは、「これまでは工学を学ぶ中で『世界のために』という視点は持っていませんでしたが、社会に恩恵を与えるために頑張らなければならないのだと考えるようになりました」、「シン博士が、Start Nowとおっしゃっていたことを忘れず、技術が社会で果たすべき役割について問題意識を持ちながら日々の生活を送っていこうと思いました」と感想を話していました。

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