卒業生からのメッセージ Vol.3

卒業生からのメッセージ

平田 有
(ひらた ゆう)

【出身校】
東海大学 工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻
【現在の職業】
スカイネットアジア航空株式会社(運航本部運航乗員課 副操縦士)
大学時代にやっておいてよかったことは?
同じ目標を志す同期の友人と忌憚なく、どんなことでも話し合える関係が築けたこと。試験、訓練、就活などの大変な時期には、自分の気持ちをわかってくれる、心の許せる友人がいたことで、支えられた。本当にありがたい存在です。その存在がなかったら、目標がクリアできなかったかも…。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
他の学科と違い、1年次は1年間で約2倍の単位を修得しなければならず、1日中大学に居た感じ。2年次の後半からは渡米し(アメリカ ノースダコタ州)訓練の日々を過ごしました。ようやく他学科の学生と同じような学生生活が送れると思った時は4年生。サークルや部活動ができなかったことが心残りです。また、専門科目以外にも興味深い授業が多かったが、思ったように履修出来ず残念。もう1年いたら、地理や日本史、体育にあるエアロビクスなどの授業をとりたかった。特に体育は、体調管理が重要な今の仕事に役立ちそうだと思います。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
小さい頃からの夢。自然と手に職を持ちたいと考えていたが、なかでも乗り物の運転士に憧れていた。今、振り返ると中学校の修学旅行で沖縄に行く際に、飛行機に乗り、離陸のときに体が浮くあの感覚に魅入られて、本格的にパイロットを目指すようになったと思います。

岸 茜
(きし あかね)

【出身校】
東海大学 理学部物理学科 (チャレンジセンター サイエンスコミュニケーター)
【現在の職業】
川口市立科学館 株式会社オーエンス
(川口市立科学館にて科学実験蔵置のインストラクター業務や、実験・工作教室の企画・実演等。)
大学時代にやっておいてよかったことは?
今の仕事では、未就学児から大人の方までに科学の楽しさを分かりやすく伝え興味を持ってもらうことが必要です。そのためのコミュニケーションスキルをチャレンジセンターのプロジェクト活動で身に付けることができました。また、実験・工作教室の企画・実演では、何度も繰り返した書類作成や発表などのスキルが活きています。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
大学院進学や教職、学芸員の資格取得です。今の仕事では、より深い物理学の知識が必要になることがありますが、その際に、もっと自分の専門知識を高めることができたらと思うことがあります。今はスキルアップのために教職や学芸員の資格を取りたいと思っています。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
子供の頃から星や宇宙が好きで、大学の卒業研究では天体観測から恒星の年齢と一生を考察しました。また、中学生の時に参加した天文イベントをきっかけに天文教育ボランティアを行っています。これらの経験を通じて、天文の魅力や自然現象の面白さを多くの人に知ってもらい感動を共有したいと思うようになりました。

馬場 洵子
(ばば じゅんこ)

【出身校】
東海大学付属浦安中学校(当時)
東海大学付属浦安高等学校
東海大学短期大学部高輪校舎 情報・ネットワーク学科(当時)
東海大学 工学部応用理学科光工学専攻(現 光・画像工学科)
東海大学大学院 工学研究科光工学専攻
【現在の職業】
丸茂電機株式会社
大学時代にやっておいてよかったことは?
大学院まで進学したことだと思います。私は決して成績の良い学生ではありませんでしたが、大学院に進学した成績上位者の学生と共に研究ができたこと、授業をうけたことが非常に良い経験でした。
おかしな話ですが、大学に進学する意味が分かったというか、大学とは将来において研究、開発に携わる人間を育てるところなのだと気付かされました。また研究を一生懸命に行う学生が、将来様々な分野で日本の産業の発展を担っていくのだと感じました。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
思い出せば色々ありますが、その当時の自分にできたとも思えないし、そう考えると少ないような気がします。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
高校生の時にはデザイン系に進学したいと考えていましたが、みごとに試験に落ちました。そんな時、ある車のテレビコマーシャルをみて、物を作るのはデザイナーの力だけではないことに気付いたのです。むしろ、デザイナーよりもエンジニアの方がはるかに影響していると。そのとき理系に進んだ方が面白いのではと感じて進路を変更しました。

佐々木 美穂
(ささき みほ)

【出身校】
東海大学 理学部化学科
東海大学大学院 理学研究科化学専攻
【現在の職業】
生化学工業株式会社
大学時代にやっておいてよかったことは?
東海大学理学部化学科に入学以降、目標であった中学・高校の教員免許を取得しながらも、工学部、教養学部、文学部、体育学部と多くの学部の専門課程の授業に参加したことで、幅広く知識や教養を身に付けるこができました。さらに、多くの先生や仲間と触れ合うことができたことも、今の私にとって大きな財産となっています。また、大学院での研究生活は学生の時しかできない貴重な体験であり、修士号を取得したことで、その後の社会人生活で多くの職場で働くチャンスを与えてくれることになりました。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
英語の勉強です。大学入学前から苦手意識があり、避けて通ってしまっていました。今、英語の論文を読むことや米国や欧州の薬局法を理解することなど、仕事で英語が必要となる機会が多く、大学で英語の授業を積極的に受けて、英語を身につける努力をするべきだったと反省しています。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
理科の教員志望だったので、教員免許を取得できて、且つ総合大学で多分野の知識や教養を身に付けたり、様々な価値観と接する機会のある、東海大学への進学にこだわりました。大学院修了後は、不登校や知的障害を持つ子供の教育に興味を持ち、このような特徴のある生徒のための学校に就職しました。後に国立研究機関で働く機会にも恵まれ、現在は民間の医薬品会社の研究部門で働いています。どれも、大学院まで進学したからこそ恵まれたチャンスで、これらの職場での経験が私を成長させてくれました。

森本 菜穂美
(もりもと なほみ)

【出身校】
東海大学 理学部情報数理学科
【現在の職業】
静岡県公立高校数学教諭
大学時代にやっておいてよかったことは?
他学部他学科の授業を受けたことです。数学科の授業、多言語プログラミングの授業、スポーツの授業など、興味があるものはどんどん受けました。詰め込みすぎてテストの時期は大変でしたが、色々なものの見方や考え方が学べて今に生かされていると感じています。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
運動です。大学時代、文化系の研究会に入っていましたが、掛け持ちで運動系のサークルに入ろうと思っているだけで4年間過ぎてしまいました。今も運動不足とストレス解消のため運動したいと思っているのですが、仕事で全く時間が取れなかったりで、できていません。自由な時間がある大学生のうちにスポーツひとつ軽くできるようにして体力をつけておくべきだったと後悔しています。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
中学生の頃から先生と話をするのが好きで、なんとなく教師という職業に興味を持ちました。高校に入り、当時教わっていた数学の先生のおかげで数学が好きになり、また友達に数学を教えるのが好きだったため、高校の数学教師になろうと思いました。1人でも多くの生徒が数学好きになれるよう今はまだまだ勉強中ですが、「数学好きになったよ」と言ってくる生徒の笑顔に支えられて頑張っています。

真壁 佳代
(まかべ かよ)

【出身校】
東海大学 工学部原子力工学科
【現在の職業】
一般財団法人日本原子力文化振興財団
大学時代にやっておいてよかったことは?
軟式野球サークルに4年間在籍したことです。サークル活動を通して、生涯の友人に出会うことができ、とても充実した学生生活を送ることができました。また、専攻を活かし原子力関連の仕事をしているため、在学中に学んだことはとても役に立っています。レポート作成や試験勉強はかなり苦戦したはずですが、今では楽しかったことしか覚えていません。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
在学中はまったく考えていませんでしたが、社会や歴史、経済の勉強もすべきだったと思っています。たとえば現在、電力はどのような発電方法で賄うか議論されていますが、原発事故の影響だけでなく、日本が原発を利用してきた経緯を振り返り、環境や経済への考慮も必要です。物事について判断するには、一面だけを捉えるのではなく多角的にみてバランスをとる必要があり、そのためには様々な知識が必要になるからです。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
中学の授業で原子や分子の構造を教わった際、不思議だな、面白いなと思うことが沢山あり原子力に興味を持つようになりました。しかし、初対面の人に原子力工学を専攻していると話すと、将来は原発で働くのかと必ず聞かれました。原子力に関する技術は幅広い分野で活用されていますが一般的には認識が低く、多くの人に原子力を知ってもらいたいと思い、今の仕事を志望しました。

神下 絢
(かみした あや)

【出身校】
東海大学 政治経済学部経営学科
(チャレンジセンター Same Same but Tokai:国際NGO団体の学生支部として活動するボランティア)
【現在の職業】
株式会社阪急阪神ホテルズ
(第一ホテル東京にてコンシェルジュ)
大学時代にやっておいてよかったことは?
旅行やボランティアサークルの開発途上国での住居建築活動、海外研修航海に参加して学内のみならず様々な人と交流を持てた事です。様々な国、人種、学部、学科の人と交流を持てた事で視野を広げることができ、かけがえのない時間を過ごすことができました。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
ボランティアや旅行では海外へ行きましたが、留学はした事がなく、留学などで多文化の中に長期的に身をおけなかった事が心残りです。社会人になると長期で海外へなかなか行けません。留学に少しでも興味があったら学生時代にぜひ実現させてほしいです。どんな事でも目の前にあるチャンスをつかみ取り、経験として吸収してください。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
ホテルで働こうと思ったきっかけは幼い頃に行ったホテルで出会ったベルボーイの方です。言葉が通じなくても私を笑顔にしてくれた方に憧れを持ち、誰かを笑顔にできる仕事を私もしたいと感じました。学生時代に様々な人と交流を持った事はたくさんのお客様を迎えるホテルという職場でとても役立っています。

渡辺 美行
(わたなべ みゆき)

【出身校】
東海大学 海洋学部海洋資源学科(当時)
東海大学大学院 海洋学研究科海洋科学専攻
【現在の職業】
興亜開発株式会社
(地盤調査技術者・地盤調査の計画、施工、報告書作成)
大学時代にやっておいてよかったことは?
海洋実習、卒業研究、地質見学会、地学団体研究等の経験を積めたことが役立っています。仕事では、観察、計測、試験などを行い、データを収集し、発注者に情報提供をしているので、調査の基本を学べたことが生かせていると思います。また共同研究などで協調性を養うことができたと思います。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
大学時代には地質調査や海洋調査を学びましたが、就職するまで、建設分野に土質工学という分野があることを知りませんでした。視野が狭かったなと今では後悔しています。地盤調査に必要な知識や経験は膨大で、一生勉強が必要だと思います。大学時代の時間のあるときにもっと学んでおけば良かったと常に思います。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
進路選択については特に強い気持ちがあったわけではありませんでした。先輩方の就職先にコンサルタントや調査会社が多かったため、私も漠然とその方向で考えました。調査業界には海洋学部卒の先輩方が多く、会社の垣根を越えてアドバイスや励ましの言葉をいただくことも多々あります。

富田 由香里
(とみた ゆかり)

【出身校】
東海大学 理学部情報数理学科
東海大学付属相模高等学校 (応援委員会、チアリーダー)
【現在の職業】
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(システムエンジニア)
大学時代にやっておいてよかったことは?
教職課程を履修したことです。
自分の専門分野だけでなく、学科や学部を飛び越えて様々な講義を受けることができ、知識の幅が広がりました。また、他学部の友人とも出会うきっかけになり、大学内での行動範囲も広がりました。総合大学である利点だと思います。
学ぶことがとても楽しかったです。
これまでにやっておきたかったが、やれなくて後悔していることは?
専門分野の追求と長期旅行です。
これまでを振り返っても大学生時代ほど、自由な時間がある期間はありません。大学生活で何を学んだのか、どんな経験をしたのか、自分が誇れる、語れるものを何か一つでも持てるようにして欲しいと思います。興味のあるものをとことん学び、知識を深めていってください。きっと将来の自分の強みとなるはずです。
進路選択のきっかけ、ターニングポイントは?
就活イベントに参加したことです。
それまでは数学の教師になることしか考えていませんでしたが、就活イベントに参加したことで、世の中を支えている会社がこんなにもあるのかと衝撃を受け、私も一度社会に出て、より多くの人の役に立ちたいという思いが芽生えました。
きっかけはいつどこにあるかわかりません。色々な場所へ行き、様々なことを経験してみてください。