2018年度以降の本学阿蘇キャンパスの運営について

2017年01月24日

昨年4月の震災発生以来、農学部・農学研究科の学生の皆様、保護者の皆様、関係の皆様におかれましては、熊本キャンパスでの授業の実施に伴い、多大なるご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

現在、農学部及び農学研究科の授業運営に関しましては、2016年7月から2018年3月までの2年間を暫定的に熊本キャンパスにて実施することを決定しておりますが、2018年度以降につきまして、熊本県をはじめとする関係諸機関との連携のもとで慎重に検討を重ね、下記の通り基本的な方向性を決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.阿蘇キャンパスの現況について
学外の専門家を含む地盤調査委員会を設置し、調査および検討を行った結果、1号館の直下をはじめ各所に断層が走っていることが確認され、少なくとも断層の上には新規建物の建設ができない状況であります。従いまして、震災前と同様の全面的な阿蘇キャンパスの再建は不可能であるという結論に達しました。

2.2018年度以降の授業運営について
阿蘇キャンパスの現況を踏まえ、農学部及び農学研究科の授業運営につきましては、以下の2点を基本として実施してまいります。
(1)引き続き熊本キャンパスを拠点として、講義・授業を実施する。
(2)阿蘇キャンパスの安全性を確保した上で使用可能な部分を再整備し、フィールドでの実習を中心とした専門授業を実施する。

農学部および農学研究科の授業は、暫定措置として2016年7月から2年間は熊本キャンパスで実施することを決定しておりましたが、2018年度以降もこの措置を延長することとし、熊本キャンパスにおいて農学教育のさらなる充実を図ってまいります。
                                   
また、同時に阿蘇キャンパスにおいては、十分な安全性を確保した上で立入制限区域を設け、使用可能な部分を再整備して、2018年度以降に順次、実習等の専門授業・研究に利用していくことといたします。これまで30年以上にわたって築いてきた阿蘇キャンパスの特性の多くは、農学部および農学研究科にとって極めて重要な財産であり、現在の農学教育においても必要不可欠であることから、本学では阿蘇キャンパスの農場や放牧地などを中心に、継続的な利用が可能な部分を安全性に配慮して選定し、実習等の専門授業に活用することといたしました。

なお、熊本キャンパスから阿蘇キャンパスまでの学生の移動手段につきましては、学生の安全性と経済的な側面を考慮し、大学バスを使用することといたします。

本件は、引き続き中長期的な視点で関係諸機関と慎重に検討を重ねてまいりますので、進捗があり次第に改めてご報告させていただきます。

今後ともよろしくご支援の程、お願い申し上げます。


東海大学 学長 山田 清志

■本件に関するお問い合わせ
 東海大学 九州事務部 九州キャンパス復興課
 TEL.096-386-2714(直通)
 E-mail k-fukkou@ml.u-tokai.ac.jp
(平日9:00~17:00、土曜日9:00~16:00、日曜・祝日を除く)

戻る