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海洋調査研修船「望星丸」

海洋調査研修船「望星丸」 | 教員紹介

1993年10月に竣工した多目的船が海洋調査研修「望星丸」(2,174国際総トン)は、1962年に日本初の開設となった海洋学部の海洋実習及び調査・観測のほか、学園全体としての海外研修航海、地域社会の青少年に対する海洋思想の普及活動を目的としています。

本船は、大学独自の研究はもとより、日本の海洋調査船の中でも総合的海洋調査機能をもつ調査船であることから、文部科学省、農林水産省等の各省庁、および大学研究機関より委託研究を受け、海洋に関する国家プロジェクトの調査船として数多くの調査研究を行い、そこで得られたデータは様々な分野で役立てられています。

近年では、地球科学的な視点に立つ調査研究も多く行われ、環境問題や資源問題に新たな視野を拓くものとして、内外から高い評価を集めています。その一つが、人工衛星で追跡できるブイをゴミに見立て太平洋に放流し、太平洋の漂流ゴミの漂流ルート、ゴミの集まる場所やそのメカニズムを調べる実態調査・研究で、「望星丸」は大いに活躍しています。さらに、厚生労働省の占守(シュムシュ)島戦没者遺骨収集に協力するなど、社会的貢献も果たしています。

また、本学園の各大学・短大・高校の学生・生徒を乗せる海外研修航海は、1968年「東海大学丸二世」が就航したのを期に、2001年までに32回(世界一周研修航海含む)を数え、延べ2,545人もの学生・生徒が参加しています。

NHKのテレビ放送開始50周年事業の一貫として、「未来への航海〜子供たちが拓くアジアの未来」に協力して、子供たちを乗せて環境航海も実施しました。1996年には127日間の世界一周研修航海も実施しました。これは、学園所有の船舶で諸外国を親善訪問し、国際的な友好を深めるとともに、参加者の国際的視野を養うことを目的としました。