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応用理学専攻紹介

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概要
応用理学専攻は原子力を中心としたエネルギー工学と、新エネルギーを対象としたエネルギー材料工学を範疇とした高度専門教育を掲げている。かつて、日本が高度成長時代にあった時、電力エネルギーの需要が増大したために巨大エネルギーの供給源が強く望まれ、原子力エネルギーの開発が求められた。そのような背景のもと、我国の大学院において最初に原子力コースを設置したのが当専攻であった。また、原子力工学のみならず、水素エネルギーや太陽エネルギーなどのいわゆる新エネルギー源の積極利用を進めるための応用研究についても長い歴史を有しており、専攻全体として多様なエネルギー源を対象としたユニークな教育環境を提供している。

高度成長の時代が終焉を迎えた今、温暖化などの大規模な環境変化が顕在化し、地球規模の環境問題が深刻化の一途を辿っており、これまでの大規模エネルギー消費は影を潜まざるを得ない状況になっている。このことは、これからのエネルギー利用は、資源の問題だけでなく、地球という複雑で大きなシステムの中で、いかに環境を保全しながら、多様なエネルギーを組み合わせて利用していくかを総合的に捉えていく必要性を示している。そのため、原子力や新エネルギーに加え、環境に対する影響をも捉えるべく、より総合化したカリキュラムに構築し直し、新たに広い世界観を持った国際的な教育・研究活動を行っていく。

教育方針
応用理学専攻では、東海大学建学の精神および工学研究科の理念に則り、エネルギー分野における高度な学術の理論および応用を教授し、文化の創造発展と人類の福祉に貢献することを理念とする。この理念のもと、最先端の科学と技術を基盤にしつつ、既存概念に捉われない独創性と、エネルギー・材料・環境の3つのキーワードに代表される広い視野に基づいた教育・研究活動を展開する。

応用理学専攻が養成しようとする人材

応用理学専攻では、主に原子力工学を中心に学ぶことを希望するものは、量子工学・安全工学の分野を中核として専門知識の獲得が可能となるようカリキュラムが作成されている。特に、将来資源・環境問題がますます重要となってくることが予想されるので、これらの分野を範疇に加えて、原子炉工学、原子力化学工学、放射性廃棄物工学、放射線生物学、環境安全工学、放射線管理技術および核物質管理などの専門分野に対して、広く社会の要請に応える人材を養成することを教育目標としている。

また、太陽エネルギーや水素エネルギーなどのクリーンエネルギーとその貯蔵のための新素材の開発、あるいはエネルギー利用システムの構築など、原子力以外のエネルギー源の開発に対してもカリキュラムを用意し、環境問題を常に念頭に置きながら、材料科学の視点から最先端の技術開発に応える人材を養成することを教育目標としている。

カリキュラム構成
原子力工学、放射線利用工学を中心とした講義群とエネルギー材料を中心とした講義群に大別され、両講義群に共通するものとして応用科目群と環境科目群がある。各自の希望する講義群から科目を選択し、また各指導教員のエネルギー工学研究ゼミナールを履修し、修士論文を完成させる。

以上、「エネルギー工学研究ゼミナールI」から「エネルギー工学研究ゼミナールIV」の4科目各1単位を含めて32単位以上を修得し、修士論文の審査並びに最終試験に合格することが修了の条件となる。

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