「東海大学総合英語力検定コース」の2017年度合格者認定証授与式を行いました

湘南キャンパスで1月27日に、「東海大学総合英語力検定コース」の2017年度合格者認定証授与式を行いました。この検定は2005年度から、外国語教育センター(現・国際教育センター英語教育部門)が独自に実施している英語力の認定制度で、就職や留学に役立つ実践的な英語力の養成を目的として、1級から3級までの検定試験を7月、12月の年2回実施しています。各級に合格するためには、筆記試験(TOEFL®、TOEIC®、英検などの外部試験)で基準点をこえることに加え、外部基準によるスピーキング、ライティング試験で規定のレベルに達することが求められます。この検定試験を目指す学生を対象に、本センターでは選択科目「総合英語力検定セミナー」を週2コマ開講し、受験級に合わせた3段階の授業を用意しています。合格者の多くはこの授業を受講し、筆記試験対策とともにスピーキングやライティングの訓練を重ね、英語力の向上に努めています。清水キャンパスでは同セミナーが開講されていますが、開講されていない高輪キャンパスや代々木キャンパスからは意欲のある学生が湘南キャンパスに通って授業を履修しています。なお、現在の「総合英語力検定セミナー」は、来年度から、国際的に活躍する人材に必要なグローバル・スキルも養成する「国際人養成セミナー」として生まれ変わります。

今年度は、1級15名、2級13名、3級18名の学生が検定試験に合格しました。今年度1号館に開設したGlobal AGORA(グローバル・アゴラ)で実施した表彰式では、本センターの山本佳男所長が合格者一人ひとりに認定証を授与し、山田清志学長が祝辞を述べました。代表スピーチは、1級合格者の佐久間大介さん(教養学部国際学科4年次生)と2級合格者の斎藤優一郎さん(同1年次生)が英語で行いました。佐久間さんは、「4年間このコースで学び続け、留学しなくてもここまで英語を伸ばすことができたことに感謝しています。先生やモチベーションの高い仲間に励まされ、弱点を克服することができました。このセミナーを通じて得たレベルの高いコミュニケーション能力を、大学院での研究に生かします」と話しました。また、斎藤さんは、「このセミナーを通じて、英語力を伸ばせたと共に、“将来は英語を使い、世界を舞台に働きたい”と強く思うようになりました。1年生での合格に導いてくれた熱心な先生と仲間たちに感謝します」と笑顔で話していました。

最後に、在学中に本コースに合格した卒業生3名が、現在の仕事の内容や合格者に望むことについて話し、学生たちは熱心に耳を傾けていました。また、今年度は清水キャンパスから1級に1名、2級に1名、代々木キャンパスからも1級に1名、2級に1名の合格者が出ました。

「海外の大学院で授業を受けることができ、企業でも広く国際人として活動できるレベル」に達した1級合格者は下記の通りです。
三上拓朗さん(工学部航空宇宙学科3年次生)
佐々木航士朗さん(工学部航空宇宙学科3年次生)
齊藤優一郎さん(教養学部国際学科1年次生)
小林英聖さん(教養学部国際学科3年次生)
佐々原健太郎さん(工学部航空宇宙学科操縦学専攻4年次生)
佐久間大介さん(教養学部国際学科4年次生)
原仁美さん(教養学部国際学科3年次生)
小林百合子さん(教養学部国際学科4年次生)
勝浦舞さん(文学部英語文化コミュニケーション学科3年次生)
栗山えみなさん(工学部航空宇宙学科3年生)
瀬古龍司さん(教養学部国際学科4年次生)
花木乃絵理さん (観光学部観光学科2年次生)
アニス・ナタシャ・セイディさん(工学部機械工学科3年次生)
坂本暁子さん(海洋学部環境社会学科4年次生)
カンビーズ・トラビさん(工学部航空宇宙学科3年生)

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