『学校法人東海大学第47回海外研修航海』出港式を行いました

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2月23日(火)、午後12時30分過ぎ、海洋調査研修船『望星丸』が静岡市の清水港を出港し、『学校法人東海大学第47回海外研修航海』が始まりました。本教育プログラムは、望星丸で諸外国を巡り、異文化理解・環境保護・協調性の大切さなどを実践的に学ぶもので、本学園独自の特色ある教育活動のひとつです。

第47回の研修団は、東海大学理学部 千葉 雅史教授 を団長に、東海大学海洋学部海洋文明学科4年次生の永野友李さんが学生長を務め、研修学生111名、団役員13名、望星丸の乗組員26名、乗船教官1名、海洋学部航海工学科の練習学生15名という構成で、総勢165名が参加しています。本航海の研修テーマは『宇宙(ソラ)を仰ぐ航海へ!』です。

出港に先立って、研修団のご家族・友人をはじめ、ご来賓、学園関係者ら多くの方々が参列し、『出港式』が東海大学付属静岡翔洋高等学校・翔洋ホールで行われました。午前11時、『建学の歌』の斉唱で開式し、学校法人東海大学松前義昭理事長が「全員が互いに協力し合い、実行し成果を出すことによって成し遂げ力を身につけることが出来ると考えております」と研修団に向けて激励しました。

次いで、ご来賓を代表し静岡市田辺信宏市長の代読として静岡市清水区安本睦区長より「実際に自分の目で見、触れ、確かめることは他のどの方法にも優る本当の理解として皆さんの力になると思います」とご祝辞をいただきました。

一方、研修団を代表し千葉団長が「研修生は自信と誇りを持ち、奢らず謙虚な姿勢で全ての研修プログラムに挑戦してくれると確信しております」、望星丸の荒木直行船長は「各種検査に合格し、望星丸は万全な状態です。何より安全航海に努め、3月27日には全員元気で清水港へ帰ってくることを約束いたします」、永野学生長が「船酔いにも負けない強い心を持ち3月27日、清水港に戻ってまいります」と、これから海外研修航海に臨む決意をそれぞれ宣誓しました。その後、海外研修航海の『団旗』授与・花束贈呈が行われ閉式となりました。

式後、清水港・巴川河口鉄道岸壁(通称)に移動した研修団は、見送りの方々と言葉を交わし、次々と望星丸に乗船しました。多くの方々の大歓声に見送られる中、望星丸が警笛を鳴らし、出航しました。

第47回海外研修航海は、34日間にわたり那覇(沖縄県)-コロール(パラオ共和国)-ラバウル(パプアニューギニア独立国)-ポンペイ(ミクロネシア連邦)という4つの国・地域を巡り、3月27日(日)、清水港に帰港する予定です。

【1段目】KAZ_6935_トリミング.JPG

【2段目】『出港式』に参加する研修学生.JPG

【3段目】千葉 雅史 団長.JPG

【3段目】安本睦 静岡市清水区区長.JPG

【3段目】松前義昭 学校法人東海大学理事長_トリミング.JPG

【3段目】荒木 直行 船長.JPG

【4段目】乗船した研修団_トリミング.JPG

【4段目】出航する望星丸.JPG

【4段目】永野 友李 学生長.JPG

【4段目】関係者らによる見送り.JPG