東海大学パシフィックセンターとHTICの新キャンパス竣工式を行いました

2015年04月20日

東海大学が米国・ハワイ州オアフ島に開設しているパシフィックセンターと、ハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC・別法人)がこのほど、ホノルル地区から同島西部にあるカポレイ地区のハワイ大学ウエストオアフ校(UHWO)キャンパスビレッジ内に移転。4月17日に竣工式を執り行い、学校法人東海大学の松前義昭理事長・副総長や本学の山田清志学長(HTIC理事長)、HTIC前学長でパシフィックセンター所長の吉川直人学長補佐(国際部部長)ら学園関係者が多数出席しました。米国の大学敷地内に日本の高等教育機関がキャンパスを開設した例はこれまでになく、HTICが初の試みとなります。

竣工式では、ハワイ大学システムの総長代行、UHWOの学長、教職員や行政関係者、施工関係者ら多数の来賓に加えて、東海大学学園校友会による新キャンパス竣工記念海外視察旅行の参加者約80名も参列しました。始めにキャンパス中庭に設置した本学園のシンボルマーク「Tウェーブ」のモニュメント前でのハワイ式の祈祷式を実施。松前達郎講堂に会場を移した式典では、施主を代表して山田学長が挨拶し、1990年代にHTIC学長を務めた当時を振り返りながら、「この新キャンパスが、HTICとUHWOの学生たちの相互理解を深め、友情を育み、グローバルシチズンシップ(地球市民)としての展望を得る場所となることを願っています」と期待を語りました。また、HTICのエドワード・シュルツ学長代行がキャンパスの概要と関係者を紹介。さらに、ホノルル市議会から本学園に感謝状が贈られたほか、本学園からの感謝状贈呈も行い、松前理事長が各関係者に感謝状を手渡しました。続いてUHWOのバンケットルームでレセプションも盛大に行われ、新しい学びの場の完成を祝いました。

■東海大学パシフィックセンターについて

パシフィックセンターは1990年にアジアと米国の中央に位置するハワイ州のワイキキ地区に、来るべき「太平洋の時代」に向けて、同州より教育機関としての認可を得て、教育、研究、会議などの国際的活動拠点として設置しました。

■HTICとUHWOについて

HTICは、リベラルアーツ教育を通じたグローバル市民の育成を目指す短期大学として同センターに1992年に開設。94年からは、米国西地区学校・大学協会の大学基準認定委員会からアクレディテーション(基準認定)を受けています。春夏秋冬の4学期制で運営されており、日本、アメリカ、アジア太平洋など世界各国から集った学生が学んでいます。リベラルアーツ教育を中心とする「本科」、英語を母国語としない学生が大学課程に進学するために必要な英語力とスキルを体得する「予科」、学校法人東海大学の教育機関および協定校の学生・生徒が英語やアメリカ文化などについて短期研修を通じて学ぶ「国際プログラム」の3つの教育プログラムを展開しています。

HTICでは近年学生数が増加しており、これまでのキャンパスでは教室数や学生寮の部屋数ともに不足しており、かねてより移転を検討していました。今回の移転計画は、2009年にカポレイ地区に新しいキャンパスを造成し、アジア地域との連携を中心としたグローバル化を推進していたUHWOから、HTICを運営する本学園に対して同キャンパスへの移転を打診されたことがきっかけでスタート。2万4,280㎡をハワイ州議会承認のもとで取得し、2013年秋から着工しました。完成した新キャンパスは、計26室の教室やラーニングセンターなどが入るA棟、計90室を備えた学生寮のB棟、松前達郎総長の名前を冠した講堂のC棟とメンテナンス棟で構成。太陽光発電を導入するなどハワイ州「グリーンイニシアチブ」に賛同したエネルギーと環境に配慮した設計となっており、「米国グリーン建築基準(LEED)」のゴールド認証を受けています。

HTICの学生は徒歩3分の距離にあるUHWOの図書館やカフェテリアを利用できるなど、UHWOの教育資源を共有し、生活をともにすることで国際的な視野や英語コミュニケーション能力の向上が期待されます。また、両大学間では学術協定を締結しており、双方が運営する教育プログラムに学生たちが相互に参加して単位を取得することも可能です。加えて、HTICの本科で米国短期大学士の学位を取得後、UHWOの3年次に進むことができる編入協定なども結んでいます。

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