トルクメニスタンの大学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました

国際教育センターでは12月11日から17日まで高輪キャンパスや湘南キャンパスで、トルクメニスタンの国際人文開発大学の学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました。本学が科学技術振興機構(JST)による「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(さくらサイエンスプラン)の採択を受けて招聘したもので、アジアと日本の青少年が科学技術分野での交流を深めることなどを目的に実施されています。

同大学は2014年9月に大統領令に基づいて設立された大学で、全ての授業を英語で行うなど、グローバル人材を育成することを使命としています。今回の研修は本学の教員による講義や学生との交流を通じて、日本の先端技術と文化を学ぶ機会として行われたもので、学生9名、教員1名が参加しました。

期間中学生たちは、高輪キャンパスでバーチャルリアリティの実験施設を視察したほか、湘南キャンパスで東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーや工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻のフライトシミュレーターなどを見学。湘南キャンパスではラボツアーも行い、マイクロ・ナノ研究開発センターや工学部の研究室を訪問しました。また12日と14日には高輪キャンパスで、13日には湘南キャンパスで本学の在学生とも交流。13日の交流会には本学のほか、同じく短期研修で本学を訪れていたタイのモンクット王ラカバン工科大学の学生も加わり、たがいの国の文化を紹介しあったほか、トルクメニスタンの学生の呼びかけで同国の伝統舞踊を一緒に踊る場面が見られるなど和気あいあいとした雰囲気で交流を深めました。一行はその後、日産自動車横浜工場や生活支援ロボットが多数展示されている湘南ロボケアセンター等を訪れ、日本の先端技術に触れました。

参加者からは、「このプログラムに参加できてとても幸せでした。帰国後には日本語の勉強を始めたい」「素晴らしい国を訪れ、親切心あふれる人々に会えるなど素晴らしい体験ができました。こうした機会をくれた人々に感謝したい」「日本の大学に進学し、日本で働きたいと思うようになりました」といった感想が聞かれました。

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