留学生が付属本田記念幼稚園の園児と交流しました

湘南キャンパスの別科日本語研修課程5クラスに所属する留学生が6月21日に伊勢原市にある付属本田記念幼稚園を訪問。年長の園児と交流しました。国際教育センター留学生支援教育部門が推進している異文化理解講座の一環として、昨年度から実施している取り組みです。当日は、韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、イラン、アメリカからの留学生15名が参加。それぞれの出身国を紹介したほか、日本の伝統的な歌や遊びなどで園児と交流しました。

留学生はグループに分かれて3クラスで、自分の住んでいた街の様子や食べ物、民族衣装、祭り、スポーツ、動物などをテーマに、スライドを使ってクイズ形式で自国を紹介。園児たちは留学生の問いかけに大きな声で答え、正解するたびに歓声をあげていました。また、子どもたちと一緒に、お手玉や折り紙、積み木、こま回しなどの日本の遊びも体験しました。

中国出身の姜可欣さんは、「楽しみながら自分の国を知ってもらいたいと考え、動物や食べ物など親しみやすいテーマを選びました。“クイズが面白かった”と言ってもらえてよかった」と振り返り、「中国にいたときから子どもと接する機会がなかったので、元気いっぱいの反応が新鮮でした。中国語のあいさつの言葉を知っている園児もいて、驚くと同時にうれしく思いました。日本の伝統的な遊びを知ることもでき、よい経験になりました。今後もぜひ参加したい」と笑顔を見せていました。なお、留学生は日本語学習の一環として、後日、手紙を書いて園児に送る予定です。

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