独自開発した高性能アンテナで超小型衛星「ほどよし」のデータを受信しています

東海大学宇宙情報センター(TSIC)と情報技術センター(TRIC)では、東京大学大学院の中須賀真一教授らの研究プロジェクトに協力しており、独自に開発した高性能小型アンテナ「2.4mX-band」を用いて、地球観測衛星「ほどよし1号機」などの映像を受信しています。

人工衛星データを利用した地球環境のモニタリングをはじめ、多種多様な分野の画像情報の収集・解析・処理に取り組んでいるTRICでは、所属する横塚英世准教授が2013年度に中須賀教授と共同研究を開始。中須賀教授が主導している、低コストや信頼度で世界をリードする超小型衛星の利用や打ち上げを行う通称「ほどよしプログラム」に関連して、アンテナを開発し、熊本県益城町にあるTSICに設置しました。昨年6月に打ち上げられた「ほどよし3号機」、「同4号機」、11月に打ち上げられた「ほどよし1号機」から送られてくる画像データを受信し、東京の中須賀研究室と「1号機」の開発に携わったベンチャー企業・アクセルスペース社に送信。これらの画像は可視化処理を経て最終的にデータ利用者に届けられています。

なお、ほどよし1号機が撮影した画像は下記URLでご覧いただけます。

■株式会社アクセルスペースWEBサイト
http://www.axelspace.com/hodoyoshi1gallery/index.php?lang=ja