前田 泰樹/マエダ ヒロキ

Hiroki Maeda

教授

学位:
博士(社会学)

主要授業担当科目

  • 知識とコミュニケーション
  • 生命と環境
  • 集団文化論

専門分野

  • 理論社会学(相互行為論)
  • 医療社会学
  • 社会哲学(概念分析)

現在の研究課題

  • 心的知識の「個人化」に関する概念分析
  • 医療専門職の感情管理とケアに関する研究
  • コミュニケーション障害の相互行為論的研究
  • 研究内容

    心に関する知識が「個人的なもの」と考えられるにいたる論理と、その功罪について、社会学の相互行為論やウィトゲンシュタイン派エスノメソドロジーの立場から研究しています。

     一方で、心的知識を巡る現象を記述するための理論的・方法論的研究として、個人を単位とする存在論を前提としない分析視角(概念分析/相互行為分析)の可能性を提示しつつ、他方でその応用として、医療・福祉領域での調査研究を行っています。

     具体的には、問診などにおいて医療専門職が患者の感情を気にかける際の手続きについて分析を行っています。この分析を通じて、ある社会的関係のもとで共在することがケアへと結びつく可能性を模索しながら、医療に関わる人々の感情管理の両義性について考察しています。

     また近年は、言語療法場面などの分析をもとに、コミュニケーション障害をもつ人との共在に焦点を当てた研究を行っています。この研究では、問題を定式化していく「参与者たち自身の方法」を見い出していくことを目指しています。

    所属学会

    日本社会学会

    関東社会学会

    日本保健医療社会学会

    主な論文・著書

    • 「『私的経験』の理解可能性について -歯科医療場面の相互行為分析-」年報社会学論集、第11号、1998年。
    • 「情緒経験の語りとケアの論理 -痴呆に関する問診場面の相互行為分析-」現代社会理論研究、第9号、1999年。
    • 「失語であることの生活形式 -言語療法場面の相互行為分析-」東海大学総合教育センター紀要、第22号、2002年。

    メールアドレス

    maedahrk@peacock.rh.u-tokai.ac.jp

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