伊藤 一郎/イトウ イチロウ

ITO Itiro

教授

学位:
文学士

主要授業担当科目

  • 現代文学講特講
  • 日本文学基礎ゼミナール1、2
  • 日本文学研究法
  • 卒業論文プレゼミナール
  • 卒業論文
  • 近代文学特殊講義

専門分野

  • 近代小説の研究
  • 近世俳諧の研究
  • 明治・大正期の俳句の研究

現在の研究課題

  • 芥川龍之介の研究
  • 芭蕉の紀行文・碧梧桐の俳句雑誌などの研究
  • 幕末期文人の研究
  • 研究内容

    日本の近世文学と近代文学の関連について研究しています。とくに、芭蕉と芥川龍之介

    との関係を考察し、芥川の評論『芭蕉雑記』を分析した論考や注釈、芭蕉の臨終を描いた

    小説『枯野抄』の作品論などを発表しました。

     また、正岡子規とその門流の人々の俳句運動にも関心があり、現在は新傾向俳句や自由

    律俳句に加わった、河東碧梧桐の門人《小澤碧童》の伝記的研究を行っています。そのた

    めに明治・大正期の俳句雑誌の所蔵機関一覧と総目次作成等の書誌的研究を継続し、私家

    版雑誌『明治大正俳句雑誌レポート』を4号まで発行しました。

     「奥の細道」「猿蓑」などの、芭蕉俳諧の注釈的研究にも興味があり、よりよい解釈を

    打ち出したいと思っています。

     最近では、幕末期の歌舞伎・俳諧・狂歌のパトロンだった細木香以の研究を新たに始め

    ました。香以は芥川龍之介の大伯父で、彼に関連する文献資料『恩』(金屋竺仙編)の翻刻と註釈を、共同研究者とともに行なっています。

     授業では、芭蕉の俳諧や「奥の細道」の読解、芥川龍之介などの小説の作家・作品研究、

    「薔薇の文学」などの講座をもち、近世文学と近代文学の両方を担当しています。

    所属学会

    日本近代文学会

    国際芥川龍之介学会

    俳文学会

    国文学言語と文芸の会

    芸術至上主義文学会

    入学をお考えの皆様へメッセージ

    文学とは、たのしさや喜びや人間に対する深い洞察を我われに与えてくれるものです。

    文学を愛し、日本の文学や文化や日本人の姿について学びたいと思っていらっしゃる方

    は、ぜひ教室でお会いしたいものです。

     文学を研究する基礎となる文芸理論や、便利な文房具としてのコンピュータについて

    も、豊かで楽しく学べるよう指導いたします。

    主な論文・著書

    • 「あこがれと孤独──龍之介『枯野抄』の成立考」(『日本文学研究大成 芥川龍之介I』所収) 「芥川龍之介の〈六朝書体〉」(『日本近代文学館年誌―資料探索』8号 )
    • 「芥川の「芭蕉雑記」と正岡子規」(国文学言語と文芸 第98号1986)、 「芭蕉雑記評釈(一)、(二)、(三)、(四)、(五)」(『芥川龍之介研究年誌』創刊号~5号)
    • 『明治大正俳句雑誌レポート』1号(「蝸牛」特集)、2号(「紙衣」特集)、3号(「朱鞘」特集)、4号(「壬子集」特集)(私家版研究雑誌)
    • 〈インタビュー〉「竺仙曼荼羅―五代目金屋竺仙 橋本謙一氏の語る江戸通人の世界」  橋本謙一 伊藤一郎 早乙女牧人 (『古典文学注釈と批評』4号)
    • 『展望 現代の詩歌』第11巻 俳句Ⅲ(明治書院 2008刊行) 所収「藤田湘子」「角川春樹」 「『おくのほそ道』所どころ-美濃の国商人低耳の句を論じて「象潟」の段の構想の考察に及ぶ 」『湘南文学』49号

    研究紹介動画

    文学部制作番組「知のコスモス」

    http://www.hum.u-tokai.ac.jp/cosmos/新しいウィンドウを開きます

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