オスマン講師の研究室に所属する学生が映像制作会社「前田屋」を訪問しました

経営学部経営学科(政治経済学部経営学科※)のアルマズヤッド・オスマン講師の研究室に所属する3年次生13名が7月5日に、映像制作会社「前田屋」を訪問しました。前田屋代表取締役兼プロデューサーの前田博隆氏はCMやミュージックビデオといった映像を中心にグラフィックやブランディングなどを手がける一方、ピザ屋の側面もあり、前田屋葉山本店(本社)では薪窯、目黒駅前店(分室)ではガス窯で焼いてイベントやケータリングなどの「ピザ活動」もライフワークにしています。今回は就職活動本番を控えた学生たちにさまざまな企業や職種を見て視野を広げてもらおうと、今年4月にオスマン講師が主催したセミナーに前田氏が登壇した縁で実現しました。

当日は前田氏をはじめ、檜山永梨香氏、篠塚薫氏、小林侑生氏が現場での仕事内容のほか、これまでの成功体験や失敗談を披露。学生たちは手作りのピザや料理に舌鼓を打ちながら、「楽しいほうを選ぶ。」を社訓に掲げる同社の組織文化も体験しました。質疑応答の時間には学生たちが事前に準備してきた起業や就職に関する質問を投げかけ、岩井寛乃さんの「大手企業に就職し、安定していたにもかかわらず、なぜ起業しようと考えたのですか?」という問いに前田氏は、「縛られることなく自由に活動し、楽しいことをしたかったから」と回答。岩井さんは、「自分の意思を尊重し、行動できる強さを感じました。社訓には前田さんの大切にしている気持ちが含まれているのだとわかりました」と学びを得ていました。最後に、前田氏らが自身の経験をもとに就職活動を控える学生たちにアドバイス。学生たちは「起業に踏み切り、インターネットを通じて気になった人に連絡をするといった4人の話から行動力の重要性を学びました。勇気を出して行動に移すことを大切に研究室でのプロジェクトに取り組んでいきたい」と話していました。

※東海大学政治経済学部は2022年4月から政治経済学部と経営学部の2学部に改編され、経営学科は経営学部を構成する学科となりました。