活躍する選手たち

女子バレーボール部主将 三浦亜野選手

 東海大学で高レベルのプレーがしたい

私の母親は実業団チームでバレーボールをしていたので、小さなころからバレーに興味を持っていました。小学3年生からバレーを始めたのですが、クラブに入った当初は低学年ということでボール拾いばかりで正直あまり面白さが分かりませんでした。しかし、途中で母がコーチとしてクラブを指導するようになり、低学年でもボールを扱えることができるようになり、とても楽しくなったことを思い出します。家でいつも見ている母とは、また違った面をクラブで見るにつけ、子供心に「すごい選手だったのだろうなぁ」と感心したことを覚えています。

東海大学を知ったのは、高校の先生から「高いレベルでバレーを続けるのであれば東海大学がよい」と、推薦されたのがきっかけです。高校では、あと一歩のところで全国レベルに届かなかったこともあって、大学ではその壁を越えたプレーをしたいと思っていました。さらに、東海大学には強豪高校から入部している選手が多いので、周りに刺激されて自分自身の技術が向上できると思い進学しました。

 アスリートにとって役立つ授業が多い

入学したての1年次生の時、「基礎身体」という必修授業を受けました。「走・跳・投」の3種目を行うのですが、自分の能力のどんなところが優れていて、どこが欠けているのかを知ることができました。これからバレーが上手くなるために、何をすればいいのかということが明確になり、とても参考になりました。「スポーツ医学」や「救急処置法」など、身体のことが学べる授業もあります。これらは、選手としてだけではなく、今後、指導者になった場合も大いに役立つだろうと感じました。

大学の授業は、自分の興味があるもの、好きな分野を選んで学ぶことができます。たとえ苦手な科目があっても、友人たちと協力しながら勉強し、克服していくことが可能です。私は文章を書くのが苦手なので、レポートを提出する課題がある時にはいつも苦労しています。また、取材記事などを依頼されることもあり、さまざまな場面で文章を書く機会が増えてきました。そのたびに、同級生らに文章の添削をしてもらい、修正することを繰り返しています。場数をこなすうち、苦手ながらも、文書を書くことに慣れてきたと自分では感じています。

 リーグ戦と東日本インカレで優勝

東海大学女子バレーボール部は、関東大学女子1部の2008年秋季リーグと2009年春季リーグ、そして6月の東日本大学バレーボール選手権大会(インカレ)で、いずれも優勝することができました。8月の東西インカレでも優勝を狙っていたのですが、結果は3位。9月には秋季リーグが始まっていて、12月には全日本インカレが控えています。

特に今年の春季リーグは、自分たちの学年が主力になって初の大会で、勝てるかどうか不安でいっぱいでした。結果的に優勝することができ、良かったという安心感と、純粋にうれしい気持ちが入り交じっていました。ユニフォームを着ることができなかった選手たちが、みんなうれし泣きしているのを見て、胸にぐっとくるものがありました。今までの練習や努力の成果が出たのだと思います。また、東日本インカレは、約40チームが参加してトーナメント戦を行ったのですが、優勝した時は本当にうれしくて感動しました。

 好きな言葉は「一生懸命」

「一生懸命」という言葉が好きです。何でも一生懸命に取り組めば、時間はかかるかもしれませんが、夢とか目標にたどり着けると思います。リーグ戦の優勝も、東日本インカレの優勝も、「一生懸命」取り組んだ末に得られたものではないでしょうか。今後は12月の全日本インカレで優勝することが当面の目標です。1つひとつの試合に勝つことを積み重ねていけば、夢は必ずかなえられると思います。

卒業後はできるところまで上を目指してバレーを続けていきたいです。その先のことはまだ分かりませんが、チャンスがあれば、教員として指導する立場にも挑戦してみたいと思っています。現在でも小学生などにバレーを教える機会があるのですが、できなかったことができた時の子供たちの喜んでいる姿を見ると、私もとてもうれしくなります。部活動では、人間関係の大切さを高校のとき以上に感じる場面が多いです。例えば先輩と後輩上下関係は、これから社会に出るために必要なことを教えられました。どんな時でも、周りと協力して目標を達成できるのが、バレーの良いところです。