活躍する選手たち
パナソニック・パンサーズ入団! 清水邦広選手
頂点をめざして東海大学に入りました
バレーボールを始めたのは小学校4年からです。それまでは、ソフトボールや卓球などにも親しんでいましたが、母や兄がバレーボールをしていたので、中学、高校と続けてきました。中学3年になったころには、すでに身長は188pぐらいありましたので、自分がどこまでできるのか、可能性を追求しようと思い、本格的に上をめざそうと考えました。ところが、高校時代は悔しい結果に終わりました。
大学では、ぜひとも優勝が狙えるレベルの高いチームの中で揉まれて、自分も成長したいと考え、東海大学に入学しました。勉学も練習も生活態度も、まず学生であることのけじめをつけることが求められて、たしかに噂どおり厳しかったけれど、1人ひとりの部員が大きな目標に向かって切磋琢磨する、そんな真剣な環境の中で4年間を過ごせたことに、とても感謝しています。
監督の積山和明先生(体育学部教授)に出会わなかったら、今の自分はないと思いますし、これからは恩返しをしていきたい、そう思っています。
卒論は「バレーボール論」です
体育学部には、スポーツの理論に関する科目とともに、実際に身体を動かしていろいろな競技を体験できる実技科目がたくさんありますが、私はほかのスポーツも大好きで、身体をうごかすのが好きですから、とても楽しく勉強することができました。授業では、やはり、高妻容一先生(体育学部教授)の「スポーツ心理学」が、バレーの選手としての自分にとても役に立ちました。卒論は当然「バレーボール論」です。
私のキャンパスライフは、やはりバレーボールを中心にしたものですが、授業の合間やお昼休みに、食堂のあるコムスクエアの窓際から、キャンパスの風景をながめながら食事をしたり、ときには、教科書を広げたりするのが好きです。練習がオフのときには、のんびりしたり、音楽を聞いたりして過ごしましたが、よく聞いていたのは「九州男」などです。
目標はロンドンオリンピックでのメダルです
卒業後は、パナソニック・パンサーズで、まずは、リーグ優勝に貢献したいと考えています。やはり、目標は、2012年のロンドンオリンピックです。小さい頃からの夢でもありますし、ぜひ、オリンピックでメダルをとりたい、それが今でも私の夢です。
そのためには、いくつか課題がありますが、ひとつは、メンタル面の強化です。いくら実力があっても、試合でその力が発揮できなければ、意味はありません。それと、自分なりの試合運びを身につけたいと考えています。また、体力面では、上半身と下半身のバランスが大切ですが、私はやや下半身が細いので、その強化に取り組んでいます。
大学の4年間、毎週3日のトレーニングをかかさずにやってきました。1回、1時間半ずつ、日替わりで下半身強化と、上半身強化を交互にするメニューです。バレーボールでは、肩を傷めることが多いのですが、このトレーニングのおかげで、怪我の予防にもなっていると確信しています。
後輩たちにあとを託したい
4年間で1番の思い出は、去年のインカレ準決勝、中央大戦での逆転勝利です。最終セットで、7点差ぐらいつけられて、誰もが負けたと思うような試合をひっくり返すことができた。それは、私たち選手一人ひとりの思いだけでなく、応援してくださった多くの人たちの思いがひとつになって、可能だったのだと、改めて思いました。まさに、東海大バレー部の特徴である、仲間を信頼し、決してあきらめない姿勢の成せる技だったと思います。
日頃から、自分たちの意思で厳しいことに挑む、自分たちで工夫して練習し、試合に活かしていく。後輩たちには、その伝統をさらに伸ばしていってほしい、私はそう願っています。