活躍する選手たち
東海大学女子バレーボール部山口かなめ選手
姉に勝ちたくてバレーボールを始めた
バレーボールを始めたのは小学生からです。ある日、母に連れられて、姉が通っていた小学生のクラブチームの練習へ行った時のこと。クラブチームの監督に「姉より上手だな!」と言われたのです。それがきっかけで、バレーボールをやろうと決めました。いま考えると、姉にはかなわないことが多かったので、その監督の一言が、当時はうれしかったのではないでしょうか。
もともと関東の大学を希望して進学先を探していましたが、実は東海大学のことはあまり知りませんでした。東海大学への進学を考えるようになったのは、成田(明彦)先生(女子バレーボール部前監督)や藤井(壮浩)先生(女子バレーボール部監督)からお誘いいただいたからです。
私が高校生だった頃、東海大学の女子バレーボール部は関東大学女子リーグの2部に所属していました。しかし、チームのカラーや雰囲気がとても良く、私が入学して何としても1部リーグに昇格させ、大舞台で活躍したいという気持ちになりました。また、体育学部が設置されていて、私の希望していた体育の教員免許が取得可能だったこともあり、東海大学への進学を決めました。
今年にかけるチームの意気込み
この3年間で女子バレーボール部は、全日本インカレで決勝の舞台へ2度(2008年度・2010年度)上ることができましたが、2度とも敗れてしまい、本当に悔しい思いをしました。今年こそは「3度目の正直」という思いで、日本一の栄冠をつかむために良い雰囲気でチーム活動ができています。
全国の大学を見渡し、日本一に手が届く位置にいるチームはひと握りだと思います。幸せなことに、私たちの東海大学は、その中に入っていると自負しています。自分の人生で、そんな貴重な経験ができることに喜びを感じ、クラブ活動に励む毎日です。また、今は4年次生同士で集まる機会が多く、数多くの話し合いの場を持つことができ、チームを良くするため常にみんなで最善の策を考えています。
主将だからといって、特別に取り組んでいることはないのですが、コミュニケーションをしっかり取るように心掛けています。私は高校時代に1人でチームを引っ張ろうとしていた時期がありました。しかし、それではチームとして機能しないと感じるようになったのです。大学では1人で頑張りすぎないよう、チーム全体を見ながら同学年はもちろん、後輩たちともつながりを持つようにしています。
ユニバーシアード日本代表の経験を生かして
私は2011年のユニバーシアード日本代表に選ばれました。まず、海外の選手と対戦して強く感じたのは、力強さと高さが日本とは“段違い”ということでした。ただ、日本も速くて正確なバレーをすれば、通用するとも思いました。また、サーブの大事さを改めて感じました。これは、日本人同士で対戦しても同じことが言えるので、日本に戻ってきた後、経験したことをチームのみんなに伝えました。
プレー以外では、代表選手の姿勢が勉強になりました。どの選手も自身の役割を把握していて、試合に対して準備することの重要性を知っていました。誰に言われるまでもなく、自分のやるべきことをしっかりこなしていると感じました。もちろん、これも大学のチームメイトに伝え、私たちの活動の参考にしています。
卒業後も日本一を目標に
クラブ活動をしていると、試合などが授業と重なり、やむを得ず授業を休まなければならない場合があります。それ以外は必ず授業に出席し、先生と積極的に会話するようにしています。クラブ活動に多くの時間を費やしていますが、怠けずに勉強をする気持ちが大事だと思っています。そうすれば、先生や友達も自然と協力してくれるはずです。
卒業しても、バレーボールを続けるつもりです。どこかのチームに所属し、そこで日本一を目指して、試合で活躍できるよう努力していきたいと思います。そして、いずれ日本代表でプレーする姿を夢見ています。今の実力では難しいかもしれませんが、もっともっとレベルアップして、結果を残していかなければならないと思います。
【選手データ】
山口 かなめ(やまぐち かなめ)選手
体育学部競技スポーツ学科4年次生
身長:170センチ
生年月日:1989年11月6日
出身高校:四天王寺高等学校(大阪府)
ポジション:セッター
<競技成績>
関東大学リーグ戦 優勝(2008秋・2009年春・2010年春)
東日本バレーボール大学選手権大会 優勝(2009年・2010年・2011年)
東西インカレバレーボール女子選抜優勝大会 準優勝(2010年)
全日本バレーボール大学男女選手権大会 準優勝(2008年・2010年)
<代表歴>
全日本バレーボール大学選抜男女東西対抗戦 東日本代表(2009年・2010年)
ユニバーシアード代表(2011年)