芸術工学部紹介
クリエイターに必要な感性と技術を学ぶ
デザイナー、アーティスト、建築家など、時代の先端を行くクリエイターに必要とされるもの。それは、感性と技術の融合です。芸術工学とは、芸術に必要な感性や創造性と、工学に必要な技術や論理性を融合させ、美しい生活環境を創造するための学問のこと。芸術工学部では、人間社会から自然環境にいたる鋭い洞察力と幅広い生活体験、技術革新に対する的確な判断力や応用力、積み上げた訓練によって得られる豊かな創造力・表現力を身につけます。私立大学では初の芸術工学部として開設して以来、30年にわたって、さまざまな分野で活躍する優秀なクリエイターを数多く輩出し続けています。
理論と実践を組み合わせプロを育成
クリエイターにとって必要なデザインや建築についての理論だけでなく、体験を重視した実習授業にも力を入れています。専門の技術員が常駐する工房設備を使い、デザイン・設計から実際の制作まで、実践的なモノづくりを積み重ねながら学習することが可能です。なかには、行政や企業と協力しながらまちづくりの提案を行う授業もあります。また、大学関連のデザインフェアやコンペティションでは、デザイナーやアーティストとして学生も企画運営に携わります。全国規模のコンテスト、作品展への出品参加をサポートするなど、プロのクリエイターとして活動するための実践能力を磨く教育プログラムを用意しています。
北欧諸国での留学・研修・就職も
芸術工学部は、スウェーデンやノルウェー、フィンランドなどの北欧諸国のデザイン系大学とも積極的に学術交流協定を結んでいます。北欧地域は、エコ先進国として知られる自然環境に対する意識の高さ、機能性と美が融合したデザインを生み出す感性と技術により、世界中から注目を集めるデザインのメッカです。協定校での数カ月から1年間の留学制度を設けており、留学先で修得した単位は卒業単位として認定されます。また、留学先の大学の授業料免除や住居確保などサポート体制も万全です。本場の空気に触れた学生は、卒業後、北欧の大学院への留学や就職を選択するケースも多く見られます。
デザインや建築は「モノづくり」に広くかかわる分野です。モノをかたちにするためには、使う人とつくる人との双方の考え方や便利さを両立させなくてはなりません。デザインや建築は「人を幸せにするためにある」ということを忘れないで、芸術工学部で学んでほしいと思います。デザインや建築が社会に与える影響は大きいのです。入学した学生には、自分のもてる力を発揮して、モノをつくる楽しさを感じてほしいですね。
ここ数年は、デザインの現場での作業の多くがコンピュータ上で行われるようになってきました。ソフトウェアを使うだけならば、短期間で一通りのことはできるようになります。建築図面をCADで描くことや、イラストレーションの作成など。こうしたコンピュータ作業の前に、自分の手を使う実体験が大事だと考えています。つくって、触れて、理解して…の積み重ねが重要です。学生には、キャンパスの工房を自由に使って、モノづくりの楽しさを存分に味わってほしいと思っています。そして、楽しさやよろこびを感じながら知識や技術を身につけて、人間らしい未来をつくるデザイン・建築の世界に進んでほしいと思います。
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地域や海外との連携により、建築やまちづくりを学ぶ