第39回伊勢原祭「軌跡-Imagination-」を開催しました

医学部と健康科学部、工学部医用生体工学科の学生が学ぶ伊勢原キャンパスでは、11月2日と3日に「第39回伊勢原祭」を開催しました。今年は、「今までの経験や思い出を顧みつつ、新たなことに挑戦していこう――という気持ちを来場者の皆さまにも感じてもらいたい」という願いを込め、「軌跡-Imagination-」をテーマに設定。実行委員長の高瀬麻衣さん(健康科学部3年次生)をはじめとする実行委員が中心となって、1年に1度の“学生の祭典”を作り上げました。期間中は近隣の方々や隣接する医学部付属病院への来院者、オープンキャンパスに参加した高校生など、大勢の方々が訪れました。

3号館を中心にした展示企画では、ハワイやデンマークでの海外研修の成果報告のほか、美術部や茶道部、手話サークルなどが日ごろの活動を発表。また、医学部の有志学生と他大学の学生による合同企画「戦後70年『今、私たちにできること』」の企画展示も行いました。このほか今年3月に竣工した松前記念館講堂では、ゴー☆ジャス、ゆってぃらによるお笑いライブや声優・飯田里穂のトークショー、ビンゴ大会や軽音ライブ、ダンス部によるパフォーマンスなどの多彩な催しを実施。学生や教職員らによる中庭での模擬店とともに、たくさんの来場者で賑わいました。

なお期間中には、東海大学の地域連携活動「To-Collaboプログラム※」に採択された研究テーマ「東海大学市民健康スポーツ大学を中心とした市民の健康づくりの支援活動」の一環として、「市民と学生のための健康祭」(主催:東海大学健康クラブ)を3号館4階で開催。2日に実践講座「笑いヨガ」と「市民による学生のためのワークショップ」、3日に「健康体力測定」をそれぞれ実施しました。

このうち2日の「市民による学生のためのワークショップ」には、学生や地域住民ら約20名が参加。「ライフイベントを通じて人生の来し方を考える」をテーマに、大手企業での数年にわたるニューヨーク支店勤務の体験や、中高年になってから海外四か国での英語研修を目的としたホームステイに挑戦し始めた経験などを、70代男性と60代女性の地域住民がそれぞれ講演。「若いうちから積極的に外国に行って、さまざまな経験をしてほしい」と呼びかけました。参加者らはその後、4つのグループに分かれて意見を交換。参加した学生は、「年配の方々の語られた豊富な話題から、人生における積極性や冒険心の必要性など学ぶことができて、今後の生き方の参考になりました」と話していました。

※「To-Collabo(トコラボ)プログラム」
文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されたプロジェクト。全国にキャンパスを有する本学ならではの「全国連動型地域連携活動」を柱に、地域特有の問題や共通課題を各校舎の各部、学生、研究者が共有し協力して解決策を見いだす取り組みです。

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