医学部付属病院で野外調理器を使用した炊き出し訓練を行いました

医学部付属病院では11月16日に伊勢原キャンパス1号館ピロティで、野外調理器による炊き出し訓練を行いました。大規模災害などで院内の調理施設が使用不能となった場合の調理環境や設備の検証、職員の災害対策への意識向上を目的として、2014年度から実施しているものです。当日は、病院事務部や看護部、診療技術部、薬剤部、診療部の職員ら約30名が訓練に取り組み、本キャンパスの教職員が試食しました。

参加した職員は、スーパーかまどで「菜粥」を、炊き出しステーションとキッチンカー(本病院の患者食の調理を委託している富士産業株式会社所有)で「ロールキャベツ入りコンソメスープ」を調理。職員用災害食(サバイバルフーズ)の紹介や提供も行いました。また、災害時の調理で確保すべき水の量を把握するため、使用水量の確認も行いました。

運営の中心となった総務課と栄養科の職員は、「今年度はスムーズな運営を目指し、当日に指揮をとるリーダーと事前に打ち合わせをして本番に臨みました。多くのスタッフの協力により円滑に訓練を実施し、終了後には有益な意見交換ができました。今後は災害時に必要な調理水や物品などについてさらに検証し、有事に迅速に対応できるよう準備したい」と話しています。

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