熊本キャンパスで建学祭「第45回東熊祭・数鹿流祭」を開催しました

熊本キャンパスで11月1日から3日まで、建学祭「第45回東熊祭・数鹿流祭」を開催しました。例年、東熊祭は熊本、数鹿流祭は阿蘇の各キャンパスで実施してきましたが、平成28年度熊本地震で阿蘇キャンパスが大きな被害を受け、農学部と大学院農学研究科の学生が熊本キャンパスで学んでいることから、昨年度から合同で開催しています。今回のテーマは「繋(つなぐ)」で、熊本・阿蘇両キャンパスの学生同士はもちろん、来場者や地域住民と今後も強いつながりを築きたいという思いが込められています。

初日は、優れた成果を挙げた学生を表彰する「課外活動九州キャンパス長表彰式」と建学記念式典に続いて、阿蘇キャンパスで毎年行われてきた「スガリンピック(運動会)」を実施。両キャンパスの学生サークルが日ごろの練習の成果を披露するステージ企画や模擬店も始まり、にぎわいを見せました。2日目は書道同好会のステージパフォーマンスからスタート。恒例の女装コンテストや、隣接する付属熊本星翔高校チアリーディング部の演舞と吹奏楽部の演奏などで盛り上がり、3日目はキャンパス近隣の西原地区の住民と東熊祭・数鹿流祭実行委員会による餅つきや、キッズダンス、熊本ウィンドシンフォニーの演奏といった地域住民によるステージ、新山詩織さんによる芸能人ライブなどが人気を博していました。また期間中は新1号館1階で、文学部広報メディア学科が実施しているメディアプロジェクトのテレビ班の学生たちが、昨年の東熊祭・数鹿流祭や熊本地震の被災地を取材し、今年3月に湘南ケーブルネットワークなど各地のケーブルテレビ局で放送した「東海大学3.11震災特別番組『未来へ2017~いつか来る、その日のために~』」とメイキング映像を紹介しました。

3日間を通して両キャンパスの実行委員総勢72名が協力して運営を担当。研究室やチャレンジセンターのプロジェクトによる展示をまとめた展示長の渚祥さん(農学部3年次生)は、「それぞれの活動を紹介することで、高校生や地域の方々に東海大学のよさを知ってもらいたいと考え、準備してきました。展示や模擬店を回るスタンプラリーを楽しみながら展示も見てもらえてよかった」と語ります。第2グラウンドの駐車場警備を担当した大田哲平さん(同1年次生)と池田風人さん(同2年次生)は、「駐車場は一般向けに解放していないので、コインパーキングを案内するなど、丁寧な対応を心がけました。近くのコンビニエンスストアにも人員を配置し、違法駐車がないよう警備にあたっています」と話し、裏方として支えました。

東熊祭実行委員長の隅田剛徳さん(経営学部2年次生)は、「両キャンパス合同で開催するのは2回目なので、昨年度の反省も踏まえてより団結して一つの祭にできたと思います。天気にも恵まれ、1、2日目は学生同士が、3日は地域の方々と学生が一緒に盛り上がり、『つながり』を築けたのではと感じています」と語ります。数鹿流祭実行委員長の向﨑大輝さん(農学部3年次生)は、「昨年度の先輩方がつくってくれた合同建学祭という基盤があったので、先輩たちとのつながりも大切にしながら、よりよいお祭りにしたいと思っていました。実行委員だけでなく、模擬店や展示などの参加者全員の力があってこそのいい東熊祭・数鹿流祭になったと思います」と振り返りました。

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