先端技術コミュニティACOTが警察庁と熊本県警から「サイバー防犯ボランティア」で感謝状を授与されました

熊本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTがこのほど、「サイバー防犯ボランティア」の活動に対して警察庁生活安全局と熊本県警察本部生活安全部から感謝状を授与されました。この取り組みは、熊本県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課や熊本県情報セキュリティ推進協議会と協力し、インターネットなどサイバー空間上の有害、違法情報のパトロールやサイバー犯罪被害防止のための教育活動や広報活動などを行うもので、2015年には熊本県警や同協議会、本学をはじめとした県内3大学で「熊本サイバースリー(KC3)」を結成。連携してインターネット上の違法・有害情報をパトロールし、警察に通報するなどの活動を展開しています。

警察庁の授与式は昨年11月22日に、東京都千代田区の警察庁本部庁舎で行われ、サイバー防犯ボランティアとして活動する全国9県・15大学の学生代表が集結しました。ACOTからはプロジェクトリーダーの中島祐人さん(基盤工学部電気電子情報工学科3年次生)が出席。生活安全局情報技術犯罪対策課長の今村剛警視長から感謝状を受け取りました。また熊本県警での授与式は1月5日に実施。生活安全部長の甲斐利美警視正から、「児童に有害な情報の発見・通報に努め児童被害防止に多大なる貢献をされました」と感謝の言葉とともに賞状が贈られました。

中島さんは、「活動を通じてインターネット上の情報を検索していると、倫理上好ましくない書き込みなどを多く目にして精神的な負担を感じることもありますが、プロジェクトの得意分野であるコンピューターを用いた活動を生かせる場であり、社会貢献を果たしたいとの思いでメンバーが手分けして活動を継続してきました。感謝状をいただけたことは、今後に向けた励みになります。子どもたちがネット上のトラブルで被害を受けることが少なくなるよう、今後も協力してきたい」と話しています。

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