農学部のチャレンジセンター・ユニークプロジェクトの学生が「南阿蘇大復興祭」に参加し、イベントを盛り上げました

農学部の学生を中心に熊本地震からの復興支援活動に取り組む東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトのメンバーが中心となり、南阿蘇村や村内の団体などの実行委員会に参加。11月20日に熊本県南阿蘇村の「道の駅 あそ望の郷くぎの」で開かれた「南阿蘇大復興祭」を盛り上げました。

当日は農学部の学生をはじめ熊本キャンパスの学生サークルや本学卒業生、地元の飲食店が約30の屋台を出店。チャレンジプロジェクトの「あにまるれすきゅープロジェクト」は手作りのミサンガやストラップを販売し、売り上げ金13,090円を南阿蘇村に寄付する予定です。さらに、募金活動も行い、集まった3,075円は動物愛護団体へ贈られる予定です。メンバーの片岡岳志さん(農学部応用動物学科3年次生)は、「復興祭ということでお世話になった村の方々の力にもなりたいと思い、村へと寄付することにしました。熊本県内外からたくさんの方々に来場してもらい、南阿蘇村を多くの人が応援していることに気づきました。これからも復興の力になれるよう努力していていきたい」と話します。同じくチャレンジプロジェクトの「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」は、阿蘇地域の農家から規格外のサツマイモとチンゲンサイの提供を受けて作ったシチューを販売しました。「野菜をいただく際に農家の皆さんに、祭りの目的を説明すると”頑張ってね”と声をかけてもらい、いっそうやる気が高まりました。期待に応えたい」とメンバーの遠藤博正さん(農学部応用植物科学科3年次生)は笑顔で語りました。会場には、南阿蘇村に住んでいた際の下宿で名物だったタコライスを再現して提供する学生と大家さんの姿も見られ、各屋台に長い行列ができました。

さらにステージでは、ユニークプロジェクトのメンバーによる「餅まき」や阿蘇キャンパスの農学教育実習センターで収穫した野菜などが当たる抽選会を実施。「書道同好会」や「三線の花同好会」、「ハーフウェイミュージッククラブ」「ストリートダンス同好会」らもパフォーマンスを披露し、来場者から大きな歓声を浴びていました。参加した農学部生からは、「お世話になっていた村の方たちとも再会できて、人と人のつながりを再認識しました」「地震で遊ぶ場所も機会も減ってしまった子どもたちが、笑顔で楽しんでくれていたのが何よりもうれしかった」といった声が聞かれました。

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