福祉除雪プロジェクトが出陣式を開催し活動を展開しています

福祉除雪プロジェクトが出陣式を開催し活動を展開しています

札幌キャンパスで活動するチャレンジセンター「福祉除雪プロジェクト」の出陣式を12月2日に開催しました。本プロジェクトは2008年度に発足。札幌市 南区藻岩地区・南沢地区・中ノ沢地区・北ノ沢地区の町内会会員の中から、自力で除雪が困難な世帯を対象に希望を募り、除雪支援ボランティアに取り組んでい ます。7年目を迎えた今年度は学生92名が参加。昨年度を上回る94世帯を対象として授業の合間や放課後に各世帯を訪問し、除雪活動を行います。

出陣式には、札幌方面南警察署をはじめ北海道警察本部生活安全課、同少年課、北海道くらし安全局道民生活課、札幌市南区役所保健福祉課、札幌市南区第2地 域包括センター、北海道コカ・コーラボトリング株式会社、白樺町内会から多数のご来賓に参加をいただきました。式ではまず、プロジェクトアドバイザーの大 形利之教授(国際文化学部)が、「皆さんの頑張りが地域を支えていることに誇りを持って行動してください」と挨拶。続いて竹中践学長補佐(生物学部教授) が、「学生の若い活力を地域の皆さまにお見せしてください」と激励しました。来賓挨拶では北海道くらし安全局道民生活課の近藤裕司課長が、「地域の高齢者 の方たちと交流することは、安心・安全なまちづくりにとても有効です。今後も地域とのふれあいを通じ、地域のコミュニティを高めることにご協力をお願いし ます」と学生への期待を話していただきました。さらに、本活動に協賛いただいた北海道コカ・コーラボトリング株式会社営業総括本部リテール事業部の山野正 幸部長より、清涼飲料水が贈呈されました。

最後に、プロジェクトサブリーダーの濱田和弥さん(国際文化学部4年次生)が、「”明るく””安心感を与え””ありがとうという言葉を最後にいただける” というトリプルAの精神で活動に取り組みます。過去よりも未来を見据える前向きなこころを忘れず、現状に満足するこのない”進行形”の人間を同時に目指し ます。おじいちゃん、おばあちゃんから”ありがとう”の言葉をいただけるようメンバー一同頑張ります」と決意を表明しました。

なお、20cm以上の積雪を記録した12月15日には、対象世帯からの除雪要請を受け今年度初出動。メンバーたちは力を合わせて玄関前や駐車場などに降り積もった雪をスコップなどで除きました。今後も要請があり次第、対象世帯に駆けつけて活動を展開していきます。

福祉除雪プロジェクトが出陣式を開催し活動を展開しています

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